先月中旬、米国東部を大型ハリケーン「フローレンス」が襲ったが、この影響で、巨大な蚊が大量に発生していると『USA Today』が伝えている。


ノースカロライナ州立大学の昆虫学者、マイケル・ヴァルトフォーゲル氏が同メディアに語ったところによると、今回大量発生しているのは、「 ガリニッパー」、もしくは「プロソフォラ・シリアタ」と呼ばれる大型な蚊で、通常の蚊の3倍の大きさがあるという。

ハリケーンによって引き起こされた洪水によって、休眠状態にあった蚊の卵が大量に孵化し、その数は何と数10億匹にまで膨れ上がったそうだ。貯まった水に蚊の幼虫、ボウフラが発生し、成長したメスの蚊は、血を吸おうと人間や動物に襲い掛かるのだ。

『USA Today』によるインタビューを受けたCassie Vadovskyさんは、車で娘を迎えに行き帰宅した際、家の外で蚊の大群と出くわした時の事を『USA Today』によるインタビューで語っている。

Cassie Vadovskyさんは、車で娘を迎えに行き帰宅した際、家の外で蚊の大群と遭遇。鳥肌が立ってしまうような光景を映像に収め、フェイスブックに動画を投稿し話題となった。



幸い、専門家によれば、一度気温が下がれば蚊の数は劇的に減る見込みだという。

■参照リンク
http://www.aol.com/

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RSS情報:https://news.aol.jp/2018/10/08/monster-mosquitoes-swarm-north-carolina-hurricane-florence/