米イエローストーン国立公園にある普段は大人しい間欠泉の1つ、イヤー・スプリングが、先月の激しい噴出で、水蒸気や熱湯と共に何十年も前の品々を吐き出した。


耳の形をしたイヤー・スプリングは9月15日、1957年以来最も激しい噴出を起こしたと『Live Science』は伝えている。今回の噴出により、旅行者が投げ入れたと思われる100枚ほどの硬貨の他、靴のインソールやビールの空き缶、警戒標識の金属板、コンクリートブロック、タバコの吸殻、1930年代のおしゃぶりなど、何十年も前のごみが出てきたそうだ。

米イエローストーン国立公園は、公式フェイスブックでその画像を公開。ごみの問題について、観光客に注意を促している。


「イヤー・スプリングが9月15日に噴出を起こした後、従業員は、噴出口周辺に珍しい品々が散らばっているのを見つけました! 中には、明らかに歴史的な物もあり、これらは、学芸員によって資料として整理され、後にイエローストーンのアーカイブに保管されるかもしれません。ですが、異物は、温泉、間欠泉にダメージを与えかねません。次にイヤー・スプリングが噴出する際、ただ自然の岩や水のみとなる事を期待しています。イエローストーンの温泉、間欠泉に物を一切投げ入れない事で助けになります!」

■参照リンク
http://www.aol.com/

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RSS情報:https://news.aol.jp/2018/10/09/yellowstone-geyser-spews-out-items-dating-back-to-1930s-in-violent-eruption/