<Fabloid>が厳選した画像修正の"傑作"を3件、ご紹介します!
まずは"ありえない位置にある(または置き忘れた)親指"から。
これはケイト・ハドソンもモデルを務めた、ニューヨークを拠点とした洋服の小売りチェーンANN TAYLOR LOFTの広告で、「Linen Twill Shorts」のモデルの左手はポケットの中に入っている(写真からも数本の指がポケットに入っているのが見える)のだが、なぜか親指だけもう1本、手首から出てしまっているのだ。
これはおそらく、最初はポケットの入り口に親指をかけていたものの、そのあと「やっぱり、手はポケットの中に入れておこうよ」となったからだと思われる。拡大した写真で見ると、指と腕の色が不自然に違うのがお分かりいただけるはずだ。
「Marisa Cargo Pants」も同様で、なぜかポケットから通常よりも太い親指が突き出ているように見える。このブランドが画像処理をしているのは明らかで、1年前には片腕をそっくり消していたなんてこともあった。
スタイル欄のエディターにとって、毎日のネットサーフィンで"人工的に整えられたウエスト"を見るのはもう慣れっこだ。ヴィクトリアズ・シークレットがモデルのあばら骨を"取り出した"り、雑誌がキャサリン妃のウエストを(さらに)細くしてしまうなど、お直しの世界では腹筋/お腹がメインらしい。
だが今回ご紹介する米デパート、コールズ(Kohl's)の"ウエスト削り"はなんというか...全くの別世界のようだ。Photoshop Disastersでは、コールズとナルシソ・ロドリゲスとのコラボレーション・ライン(注:映像が流れます)から、カラーブロックのニットドレスの広告を紹介している。
問題は何なのか? そう、ドレスの形はおよそ人間のそれには思えないデザインだ。ピンクのドレスのモデルは不自然に片側に体を傾けていて、ウエストと太ももは不安定ながらも直角を形成している。そしてもう1枚では、白のドレスの女性が逆三角形のエイリアン・ボディーに。または(バービーの恋人)ケンのようなスタイルとでもいおうか?最後はリーバイスの広告なのだが、こちらもやや不安定気味。モデルの脚がちょっとありえない曲がり方をしているのだ。モデルといえば大抵、並外れたスタイルを持つ存在ではあるけれど、果たしてこの脚の向きも可能なのだろうか(写真はコチラ)? ちなみに<Huffington Post>の読者投票では、約7割が「お直しに失敗したね。こんな風に脚が曲がる人なんていないよ」と答えている。
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