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パリ老舗高級メゾン「匠のガチ技」  細かすぎて伝わらない職人芸&エグすぎて買えない値段
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パリ老舗高級メゾン「匠のガチ技」  細かすぎて伝わらない職人芸&エグすぎて買えない値段

2014-08-29 12:00
    Filed under: 国際, 暮らし・車, ファッション

    カルティエ、ティファニー、ブルガリ、ハリー・ウィンストンと並び世界5大ジュエラーのひとつと称されるヴァン クリーフ&アーぺル。19世紀初頭、フランス・パリのヴァンドーム広場22番地に誕生した老舗ハイジュエリーメゾンで、 古くから世界の王侯貴族やセレブリティに愛され、モナコ王室御用達ブランドとしても知られ、世界中の女子の間では「永遠の憧れ」のブランドだ。


    そんなヴァン クリーフ&アーぺルは、名だたる高級ジュエリーブランドの中でも頑ななまでに職人気質が強いといわれている。
    たとえば蝶をモチーフにしたこちらの指輪。



    大きなダイヤの周りを埋め尽くす無数のルビー。文字通り宝石がビッシリと敷き詰められているが、ここに匠の技が隠されているのだという。

    さっきインターネッツで検索して知ったばっかだけど、ドヤ顔で解説するぜ!

    実はこれ、"ミステリーセッティング"と言われる特殊な製法で作られている。この製法を使うと、宝石をビッシリと敷き詰めたデザインが可能となり、こんなジュエリーが出来るのだ。

    一般の宝飾品だと、まずカットされた石があって、その石に合わせて地金を作り、石留めするのが普通の流れ。しかし、ミステリーセッティングの場合は、最初にデザインがあり、それをもとに金属枠を作成、その枠に合わせて石をカットしていくという逆の工程をたどるのだ。つまりデザイン原理主義ってわけ。

    設計思想もアレだが、作業内容もかなりアレ。

    なんと接着剤などを使わず、宝石の裏側や側面に溝をつけて、その溝に細いワイヤーを通したり、金属枠と宝石の溝を噛み合わせたりすることで石を固定しているのだ。そもそも石に溝を彫るのは大変難しい作業で、仮に石に不純物が混じっていると簡単に割れてしまう。従って、良質な石を選び、細心の注意を払って溝を掘り、枠にピッタリはまるかをチェックしながら、1個1個手作りではめていくという、とてつもなく気の遠くなる作業を要するのである。






    ちなみに、いくつかのブランドもミステリーセッティングをやっているが、あくまで「オリジナル」はヴァン クリーフ&アーぺルだから忘れないよーに!

    なお、この技術を習得しているのはごく一部の一流の宝石職人に限られているとか。そんな職人が、ひとつのブローチを仕上げるのに300時間以上かけるというから驚きだ。一流の職人を300時間拘束するって、どんだけ贅沢なんだ......当然、お高いんでしょ?(驚きのロープライスを期待しつつ)。

    1番目の写真の指輪は......1億2千万円!
    2番目の写真のネックレスは......4億2千万円!

    うん、想像以上に高い! 高すぎる! というかこんな高価なものに憧れている世の女はなにを考えているんだ(怒)

    同メゾンの一流宝石職人の技はこちらの動画で確認できるので気になる人は要チェック!

    【動画】http://youtu.be/s3IgqZW556U



    ■参照リンク
    ヴァン クリーフ&アーぺル
    http://www.vancleefarpels.com/jp/ja/ 

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