いつもご視聴いただき誠にありがとうございます!
カルモア団隊長の大西です。
ご視聴いただけましたでしょうか??
今回は自身初となる鮎釣りでした。
そもそも鮎ってどんな魚なんでしょうか?
鮎は年魚といわれるように寿命はほぼ一年です。
秋に卵から孵化し海へ下り、翌年春に5cmほどの大きさで川へ遡上し
秋には成熟して産卵した後その生涯を終えます。
この時期の鮎は海で動物性プランクトンを捕食していた名残もあり、
川へ遡上してもしばらくは水生昆虫を食べて成長します。
やがて成魚になるにつれ石についたコケを食べます。
(群れ行動からコケを捕食するため縄張りを意識するようになります)
本放送では海から川へ遡上した小さな鮎(若鮎)を狙いました。
仕掛けは簡単です。
5m~10mほどの延べ竿に下記の仕掛けを結ぶだけ!
ささめ針(SASAME) E-850ハス毛鈎
私延べ竿持ってない!!
って人はできるだけ長い磯竿をご使用下さい。
竿先にくくりつけるだけでOK。
大西は5.4mの磯竿を使用しました。
磯竿もないよ!!
って人はこちらの仕掛けをご使用下さい。
ささめ針(SASAME) Wー003毛鈎でちょい投げ・川底仕様
この仕掛けなら2~3mの竿しか持っていない人でも鮎の毛鉤釣りができます。
※コウノス顧問は上のちょい投げ仕掛けでした。
さあ、早速釣り開始。
その前に!
我々が現場に到着すると、後から子供達が乱入!
恐れていた投石が始まりましたw
当然、川は誰のものでもありません。
子供達が危険な遊びをしていない限りはそれを止める権利もありません。
大らかな気持ちで投石を眺めていました…w
この子供達がいつか
「多摩川で釣りしているおっちゃんいたよね?」
「何が釣れるんだろ?」
と自身で調べ釣りを始めるきっかけになってくれれば今日の鮎などお安いものよ!
と思っちゃったり。
そんなこんなで釣り開始。
コウノス顧問は手早くちょい投げで広範囲を探る中、大西は半径10mのを丹念に探る。
しかし
「釣り人は前に行きたがる生き物」
当然、手の届く範囲で釣れなければこうなる
沖へ
※流れが急なところでは無理に入水するのはやめましょう…
前半、割と流れのあるエリアを攻めていたのですが、どうやら居なさそうな雰囲気。
少し下流に下ったワンド(流れの緩やかなところ)に移動。
ここは小魚も跳ねているんでいいのでは?
と思ったんですが、全くアタらず。
その頃、コウノス顧問は毛鉤企画を投げ出し、ルアーで友釣り開始w
しかも何度かアタリがあったそうな。
大西もルアーの友釣りに変更しようと思いましたが、視聴者からのコメもあり、
変えように変えられない感じに…
こうなったら毛鉤でやり通そう!と決意しました。
(これ当たり前なんですがw)
毛鉤を変え、再度流れの速いエリアから入水。
アタリのが無いままワンドエリアへ。
ちょうど夕マヅメのチャンスタイム。
気がつけばユスリカも湧き小魚の活性が上がっていました。
これはいける?
丹念に毛鉤を流し、下流へ流れきった後もそのまま止めておくと
こつこつッ!
お!!なんか来た!
と竿を上げると、ぴょ~んと魚が飛んできましたw
手に取ってみると猛烈に暴れている…
大人しくなりじっくり見てみると、
鮎!!!!!!
毛鉤で釣れました!!
なんとも綺麗な魚体…
口がはみゅはみゅする感じも愛おし過ぎる…
小さい段階から非常に完成度の高い鮎の魚体に惚れ惚れしました。
このサイズは10cmに達していないため、多摩川の漁業規則でリリースすることに。
大きくなってまた遊んでください。
この後も時合なのか、毛鉤での反応が良い。
オイカワも立て続けに2匹釣れ、最後にもう1匹鮎を追加したところで日没を向かえ、本日の釣りを終えました。
当初、コロガシ釣りのおっちゃんが釣る鮎を見て、20cmくらいあったのでもう若鮎は駄目かなーと思っていたのですが、遡上の時期の差もあるせいかまだまだ小さい鮎はいました。
企画破りを犯したコウノス顧問は今回もノーフィッシュでしたが、ルアーでの友釣りの可能性を垣間見たアタリもあったので次回に活かせるのかなといったところですw
シーズン的に終盤を迎える鮎の毛鉤釣り。
当たれば数釣りも期待できますので是非、お試しあれ!
文=大西
コメント
コメントを書くお疲れ様でした!
若鮎が虫を食べる肉食なのに対し成長するとコケを食べる草食になるというのが興味深かったです。
でもやっぱり大人の大きな鮎を狙いたくなっちゃいますね。
次回も期待しています。
>>1
ご視聴ありがとうございます!
鮎の食性変化は不思議ですね。
特に多摩川はコケの繁殖が盛んなので小さい段階からコケを食い始める
傾向にあるそうです。本来、入れ食いを期待するなら解禁後、直ぐがよかったのですが、
甘く見ていました…次回は大きい鮎を狙いますので是非ご期待下さい!w