<更新履歴>
※2020-05-08 更新 
 
リアC-ATアンカー部分のキャップ加工について、画像を追加しました。
 リアC-AT基部構造を更新したため、一部画像を旧バージョンとし最新版の画像を追加しました。
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 こんにちは。
 
 コロナウィルスの影響で弊社テレワークとなり、運動不足が徐々に進行中のおじゃぷろです。

 C-ATを含むホエイルシステムMS5の全貌を見たいとの要望を受けまして、
 運用テスト段階ですが、構成をお披露目することにしました。
 ※まだテスト段階のため、以後アップデートや再構成する可能性は十分あります。
  また、実際に組んでみた皆様からフィードバック、お待ちしております。
 いつものとおり、写真と少量のテキストのみで進行して参りますが、しばらくしたら組み立て動画もフォースラボチャンネルで公開予定です。


今回は前半です。おおまかに3つの構成になります
  • C-AT(フロント:ATベース)
  • C-AT(リア:アンカーベース)
  • MSシャーシ駆動



C-AT (フロント:ATベース)


2軸ビスを基部としたC-AT(フロント側)


全景
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 アンダーフック。X用リアステーでできています

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サイドの捻じれはガスバーナーで少し炙って曲げます(結構かんたんに曲がります)
冷めると固まります

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2本の軸は少し曲げます。スプリングも曲げたネジの頭に引っかかるよう片方だけ細く加工します。
もう片方は1週だけ切ります

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620のシールを使います

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パッシングシールと両面に貼り、グリスを間に塗り減衰をかけます

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マルチリアステーを画像のように加工します(慎重に)

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ローラー幅を102mmにするため、左右1mmづつ穴を内側に広げます(そのままなら104mm幅)

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アンダープレートは両面cから凹みを作ります
また、スクリューキャップの頭を削って頭が平べったいビスを作ります


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C-AT基部

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 埋め込み六角マウントです

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爪との間にスポンジを挟んだギアカバーです

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ユニット内に補強用にプレートを入れて高強度接着剤で固めてあります(正面衝突対策)

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中央はカーボンですが、X用フロントFRPを使うと作りやすいです

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ここの切れ込みの面はデフォルトのローラーの位置に影響するので慎重に作業します


C-AT(リア:アンカーベース)


 アンカー構造を基部としたC-AT

後部から全景
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アルミホイール用ブッシュを切って皿ビスを通してます

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基部を埋め込めるよう溝が掘ってます

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シャーシの削り込み

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C-AT全景。アンカー構造がベースになっています

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アンカーベースをばらしてみた図

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※2020-05-08 更新 
アンカーのキャップの内側のザグリ加工あり

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リアC-AT基部
※小さい画像は旧バージョンのため、参考画像です※2020-05-08 更新)

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※2020-05-08 更新 リアC-AT基部
キャップ受け▶スラスト保持プレートに変更しました 


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マルチステーの一部を切り込み、アンダープレートを作ります

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パッシングシール・グリス・620のシールで減衰を作ります

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X用リアステーで作る場合は103mm幅になりますので、105mmにしたい場合はカーボンXリアステーやAR用リアステーを穴あけします

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こんな感じ

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シャーシ後部の基部

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MSシャーシ駆動


MSシャーシの駆動まわりです

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青キャッチャーは補強です。なくても大丈夫です

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埋め込みスイッチ


シャーシ底面内に構成するスイッチ。シャーシ底面の底上げに貢献する


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モーターホルダーのモーター側と=型の出っ張りのそれぞれにスイッチの円盤が接触した中央の穴に合わせてモーターホルダーに穴をあけます

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おじゃぷろのとりまで紹介しているカウンターギア裏のナットの当所です

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カウンターギアのフローティングです

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電池が接触する4点、モーターが接触する2点のターミナル裏に1mm厚両面テープを入れ接触不良対策をします

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エンドベル側モーターホルダーに小ワッシャーを90度に曲げたものを接着剤で固定し、モーターの位置決めをします

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シャーシ全景です

 以上、MS5.0の構成(前半)でした。

 写真だとわかりにくかったという方も、今後公開予定のMS5組み立て動画をご期待ください


次回。MS5.0の構成(後半)

それではまた~~(^^)/

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ホエイルシステム・MS5試作機 フロント提灯、アイアンテールetc――写真でわかる組み立て講座 後編【おじゃぷろミニ四駆ラボ】
https://ch.nicovideo.jp/force-labo/blomaga/ar1888915
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