※2020-05-27更新

 フロント提灯について、耐久性検証の結果パーツ寿命が1ヶ月ほどと判明しましたため、高耐久素材で更新予定です
 そのため、フロント提灯は各自作成されたあとに更新される場合がありますので、現在の構成写真および台紙は参考資料として心づもりいただけますと幸いです

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こんにちは。おじゃぷろです。
 
 前回、MS5構成写真前編では、MS5の主要な構成をお送りしました。

 今回はボディ提灯やブレーキプレートです。
 今回もおおまかに以下の構成になります

  • フロント提灯(ボディ提灯)
  • アイアンテール
  • オプションパーツ(ブレーキプレート)
  • 提灯・アイアンテールの型紙

 前後編あわせて、製作できればMS5は完成です。
 (それぞれのマシンによって調整ください)


 いつものとおり、写真と少量のテキストのみで進行して参りますが、しばらくしたら組み立て動画もフォースラボチャンネルで公開予定です。




フロント提灯(ボディ提灯)


提灯構造にボディを含ませ、全体的なしなりと重量対効果が高い合理的な提灯
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上面から撮影

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下面から

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中央のゴムリングのが伸びている線の内側、ゴムチューブで引っ掛け&ゆるく固定&リフターになっています

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ビスが前方から飛び出ている形の基部

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裏から撮影

試験段階のため、このバージョンでは下記の構成にしています
  • 提灯フレーム(※後記の型紙参照)をクリアカバー
  • 補助フレームをクリアカバー+キャッチャー の2重
※提灯フレームについて”耐久性のポイント”を学ぶため、最初はキャッチャーで作ることをオススメします。運用時に白く変色したり”裂け”ができるポイントが耐久性を守るポイントです

ボディ提灯の全体強度は(クリアボディ+提灯フレームの材質)で調整します
キャッチャーで提灯フレームを作るとより固く調整できます。


※わかりにくいですが、提灯フレームとボディのキャノピー部分を両面テープでしっかりと固定しています(緑ブレーキ用1mm厚両面テープか、市販の超強力な両面テープがよいです)

また、提灯フレームとマスダンパーを載せているプレートのビス用の穴は1.8mmで空け、ビスの溝にキャッチャーを噛ませる形で固定します


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基部のボールリンクマスダンパーFRPは提灯フレームと接着剤で完全に固定してから、
中央部の”溝”をFRPだけリューターなどで切り、剥がします
(提灯フレームには損傷を与えないように慎重な作業になります。。。)

また、先端は提灯の稼働を妨げないように斜めに削ります


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ボールリンクマスダンパーのFRPを前方に配置しこのように形作ります。
その後、型紙どおりに切り取った提灯フレームとビスごと接着剤で固定(ビスはスクリューキャップを削ったものを利用していますが、ビスなどで十分です)


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マスダンパーはスクエアショートを使います



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マスダンパーの内側を削り、底面のプレートを少しだけシャーシ側にせり出させます
(コーナーでできるだけ提灯が上がらないよう、遠心力でシャーシ側面に引っ掛かるように)

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アイアンテール


軽量なリアサイドの制振機構。リアの細かな振動と跳ねのピークを抑える

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全景

後記の台紙にそってクリアカバーから2枚切り出し、
2枚の間の先端から枝分かれしているぐらいの範囲までパッシングシール+とても薄くグリスを挟みこみ減衰を作ります。(厚く塗るとグリスが飛び散るのでとても薄く塗ります)

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2枚重ねになっています
(ドライバーが乗っている部位から下、六角ウェイトまでのところにパッシングシールを貼り、とても薄くグリスが塗ってある)



オプションパーツ(ブレーキプレート)


コースによってはブレーキが必要なのでフロントに2種類・リアに1種類用意した

※運用結果によっては仕様が変わる可能性が高いです

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ARなどのリアステーからフロントブレーキプレートを切り出し、ブレーキ面を炙って曲げる
今回はフロント用を15度ほど(3レーンのスロープに当たりやすい)と30度ほど(フロントブレーキを飛び込みで当てる時)の2種類と、リアブレーキ用の1つを作成した

(ユニットとの接合穴はリアステーの既存の穴より3-4mmほどプレート側に穴をあける)


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フロント提灯・アイアンテールの型紙


切り出し用の型紙です。(ダウンロードは右クリック→名前を付けて画像を保存)
サイズを合わせてシール用紙などに印刷し、素材に貼り"薄紫色"の領域を切り抜きます。
上から提灯フレーム、補助フレーム、アイアンテールです

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 以上、MS5.0の構成写真でした。


 写真だとわかりにくかったという方も、今後公開予定のMS5組み立て動画をご期待ください


それではまた~~(^^)/

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ホエイルシステム・MS5試作機 C-AT、駆動――写真でわかる組み立て講座 前編【おじゃぷろミニ四駆ラボ】
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