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春の桜で有名な弘前公園にて、2月11日より14日までの4日間、『弘前城雪燈籠まつり』が開催される。弘前城といえば、昨年に本丸石垣修理のために天守を持ち上げて引っ張る大工事、曳屋を行ったことでも話題となった城だ。

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『弘前城雪燈籠まつり』は、“みちのく五大雪まつり”のひとつで、1977年にスタート、今年で第40回目を迎える。北国特有の悩みでもある“雪”を活用して雪燈籠や雪像を市民が手作りするなど、“雪に親しもう”という目的のもと開催されているイベントだ。

桜だけじゃない! 雪も楽しめる弘前!

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会場となる弘前公園では、期間中、園内の各所で様々な展示やイベントが実施されている。メイン会場となる四の丸では、大きな滑り台や、陸上自衛隊弘前駐屯地協力隊による、弘前城天守を題材とした大雪像を制作。制作した大雪像をスクリーンにしたプロジェクションマッピングも実施される。

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また、公園内には200基に及ぶ大小様々な燈籠や雪像が設置。本丸から岩木山を望む蓮池の周りには、ローソクを灯したミニカマクラ約300基が並び、幽玄の世界へと誘う。さらに本丸では、曳屋により移動した天守の周辺に雪燈籠を配置し、より趣きのある情景を演出する。

昨年11月下旬からは、中心商店街などをイルミネーションやライトアップで彩る『弘前エレクトリカルファンタジー』を実施している。真っ白な雪化粧をほどこされた町に色鮮やかなライトが映え、ファンタジックな弘前を感じることができるだろう。

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城の石垣に弘前の魅力を投影! 日本最大規模のマルチ・プロジェクション

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今年で40回目となる『弘前城雪燈籠まつり』では、高さ約10メートル、全長140メートル超の弘前城本丸石垣をスクリーンに見立てて映像を投影する、『弘前城 石垣マルチ・プロジェクション』を実施。本丸石垣修理のため、天守曳屋という大事業を実施している弘前城の石垣に、7台のプロジェクターを使用して日本最大級のマルチ・プロジェクションを投影する。映像は「弘前城の世紀」編、「弘前相聞」編、「弘前百景」編の3部構成となっており、これまでの100年とこれからの発展をテーマに弘前市の魅力を表現する。

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解体前の石垣に投影される最後の機会となるため、是非目に焼き付けていってほしい。

『第40回弘前城雪燈籠まつり』開催概要

開催期間 2月11日(木・祝)~2月14日(日)
開会式  2月11日(木)10:00~
開催場所 青森県弘前市大字下白銀町 弘前公園内

『弘前城 石垣マルチ・プロジェクション』実施日程
2月13日(土)・14日(日)※弘前城雪燈籠まつり期間中の2日間
投影時間 ①18:00~ ②18:30~ ③19:00~ ④19:30~ ⑤20:00~ ⑥20:30~
開催場所 弘前公園 内濠

HIROSAKI MOVING PROJECT
http://hirosaki-moving.jp/

ガジェット通信特集ページ:城が70メートル移動する!? 弘前城本丸石垣修理事業 応援大特集
http://getnews.jp/hirosaki/[リンク]

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1337012