『STARTING OVER 公開検証3』のチケット、好評発売中です。
●「ストリートボクシング(略称ストボク)」という新競技を考案してみました。
キックボクシングやシュートボクシングを超える「新しい立ち技の定義」、それが「ストボク」です!決闘感を表現出来る。
これは「一方以上がスタンド状態なら反則以外のあらゆる攻撃が認められる。ここでいうスタンド状態とは足の裏以外を地につけていない状態。寝技は15秒以内でポジショニングのみ認める」というものです。
舞台は「サークリル」。
これなら、古武道の追い討ちとしての極め蹴り、サカボ、踏みつけ、ニーオンザベリーのパウンド、ニーオンザバック、立ちアキレス・アンクルホールド・白目式腕固め等の立ち関節、セントーン、また逆に、カポエイラの蹴り、巴投げ・タックル等の捨身技、下からのヒールホールド等も認められる。
ベタッと座り込むマウントはやはり実戦の1VS複数だと他の奴に頭蹴られて終わりという弱点がどうしても無視出来ない。
理想は佐山理論同様すぐに立てるニーオンザベリーとニーオンザバックです。
判定ポイントは、「立打(空手=ダウン)立投(柔道=投げによるテイクダウン)立極&立絞(合気=掛けられている側がグラウンドに逃げた場合)・寝圧(ポジショニング=ニーオンザベリー(バック)の体勢に入った場合)」、それぞれ1P(反則も)とし、これはそのまま技術体系(技の五輪)を表す。
●「サークリル(circryl)=サークル(circle)+アクリル(acryl)の造語」は分厚い透明アクリル樹脂板で囲った直径9.1mの近未来型円形闘技場。血や汗による「くすみ」防止の為に上から水を落として下で受ける水洗トイレ方式。アクリル樹脂は水族館やアイスホッケーの会場で使用している「あれ」です。集音器も設置しよう。
9.1m=アマレスマットと同じ大きさ=アメフトの10ヤード=土俵の2倍の広さ(30尺)。4枚の湾曲したアクリル樹脂板と4本のクッションカバーのついた支柱にバネを仕込んで、衝撃を受けたらスプリングでその方位の板が前後して衝撃を分散する。床は固め。オクタゴンが古臭く見える筈。
特許も申請しよう。アクション映画と捉えてどんどん改良していくんだ。水を落とす装置やタンクもついでに支柱に仕込もう。下は水を受けれる様にその部分だけ少し傾斜をつけて隙間から外に出そう。あと電光掲示板を活用してポイント表示も。
●ストボクの日本名は「立路(立路道=路上立ち技実戦武道)」。キックボクシングがトランクス、プロ空手がパンタロン、シュートボクシングがロングタイツのイメージだし、OFGだと総合格闘技と被ってしまうから、「ボクシンググローブとショートスパッツのみ着用」で行なおう。
ルールは・膠着はブレイク・サークリルで行なうので転落TKOは無し・階級は、無差別級、重量級(85キロ以上)、軽重量級(85キロ以下)、中量級(70キロ以下)、軽量級(63キロ以下)・名勝負2名と立役者1名を表彰し、ボーナスを与える・現行巌流島ルールとの差異は以下の通り→
●追加の反則ー①両者グラウンド状態でのあらゆる打撃技・投げ技・関節技・絞め技②顔面・頭部への垂直に打ち下ろす縦肘③ひっかく、くすぐる、まさぐる、体毛を毟る④中々起き上がらない、中々場外から戻らない、掛け逃げ、逃げ回る、怪我を装う、マウスピースを頻繁に落とす等の遅延行為
⑤瞼・鼻・耳・唇・鎖骨を掴む⑥目・耳腔・鼻腔・口腔・肛門(粘膜部の五輪)や裂傷した部分への直接的な攻撃
●追加の有効技ー⑦②以外のあらゆる肘打ち⑧喉以外の首への打撃⑨寝技15秒以内のポジショニング⑩一方以上がスタンド状態の場合のあらゆる打撃技・投げ技・関節技・絞め技
●「寝技主体のブラジリアン柔術」に対して地球の真裏の巌流島が目指すべき方向性は「立ち技主体の日本武道」の復権・逆襲。「総合武道=立路+柔術」と考えて、ストボクは立圧でなく逆に寝圧の要素を組み込む事で確立される。これなら巌流島らしい「殺るか殺られるかの緊張感」が体現出来る筈。
附則として・通路型や障害物有りの舞台での集団戦(ジム対抗タッグマッチ等)も行なう ・記者投票による階級別番付制度も将来的に導入・道場マッチを下部組織とする二軍制を敷き、月1で色々実験・メインは5R
・予選を勝ち抜いた8名(ネット投票の推薦枠有り)で「天下一武闘会(最大トーナメント)」を開催。 優勝者には「ラストマン・スタンディング(最後に生き残った男、LMS)」の称号を授け、「立ち技最強、路上最強」とする・背中への縦肘は脊椎以外の箇所へならタックル潰しにも有効なので特色として残すべき
●ニーオンザベリー(バック)は膝を相手の腹(背中)に置いているので「地についていない」、よって有効。15秒以内のポジショニングを認める事で「すぐにブレイクで流れが止まる」という不満も無くなる。「足裏以外を地につけてはならない」、相撲は押し出しより寧ろこちらの極意の方が重要だったんだよ。
これは立ち技の実戦性・優位性をひたすら追求するルールだ。分かり易いし、佐山理論を体現出来るのはこれのみだと自負している。アマレスや柔術も「タックルや引き込み→ポジショニング→ニーオンザベリーのパウンド」の必勝パターンを狙えるので参戦可能。
谷川さんの考える方向性とは違うかもですが、「巌流島ルール(活人剣)・ストボクルール(殺人剣)」は正に「活殺自在の両輪」だと自負しております。
●足タックルは「ルールで守られたスポーツの技術」。だからと言って競技ルールで足タックル禁止には出来ないが。足タックル禁止だとキックも禁止にせざるを得ない。そうなってくると最終的に「グレコMMA」になってしまい、それは巌流島が追い求めるものではないだろうから。
これ以上制限項目を増やしたくないというのもあるし、がぶりやカウンターの膝等足タックル対策を磨いてこその「最高峰の打撃」だとも思うしね。
●問題は「ニーオンザバックで一本」を採用するか否かだ。「ルールは思想の反映」という気もするが、まあ余りに呆気無い決着だから無理だろうな。
●骨法は今ナイフ術やってんのかよ! 何か「ストリートボクシング」も「骨法のジャパニーズボクシングのパクり」みたいに2ちゃんで言われたが (言っとくけどオリジナルルールだからね!)、 「模擬ナイフ戦」とか発想一緒でマジ落ち込むわ~。
●http://koppo.jp/ ここにナイフ(小太刀)術の動画ある。 立ち技に拘るとどうしても似てくるんだよな。まあどう見てもクラヴマガほど洗練されてはいない様だが。
●雷神は四角形のリングで室内・道場を表わす。壁有りの有限で内向きの求心力。1対1想定の道場破り対策。グレイシー柔術が核。寝技中心の護身術。「お互いの持ち味を殺し合う」事で「最強」を決めようという「勝利至上主義、勝負論」を追求したものが総合(陰)。
巌流島は円形の闘技場で屋外・路上を表わす。壁無しの無限で外向きの遠心力。1対複数想定の喧嘩対策。セネガル相撲が核。立ち技中心の喧嘩術(処世術)。「お互いの持ち味を生かし合う」事で「最高」のものにしようという「内容重視主義、観客論」を内包したものが巌流島(陽)。
ストボクは円形のサークリルで既出2つの中間を表わす。クラヴマガが核。立ち技中心の護身術。
●「活人剣(巌流島)・殺人剣(ストボク)、活殺自在」こそ「どの格闘技の選手も輝ける公平な異種格闘技戦」という巌流島のコンセプトを反映する思想であり、世の全ての人々に求められる哲学だ。「自我消えて彼我が生まるるその間合い 一は全なり 全は一なり」。