ども！ギンです。

唐突ですが、今日は競馬話します！
週末にサウジアラビアで行われる国際競走「サウジカップ」について知ってほしい！
ということで競馬ファンの方は既知の内容とは思いますが、知らない人向けに語ります。
興味のキッカケになれば幸いです。


あ、その前に前提として。
私の競馬に対するスタンス表明しておきます。

▶わたしの競馬について
  • ギャンブル面には興味なし、競走馬やレースに興味ある勢
  • 競馬(視聴)歴24年
  • テレビの中継をたまたま見たのがハマったキッカケ。家族や周囲に競馬好きは一切無し
  • 馬のことを知りたくて北海道の牧場でファームステイさせてもらい、競走馬の世話をしていたことがある
  • 馬券は時々少額だけ買う。馬や関係者さんたちの生活費のための推し活という感覚で買うので予想や当てることにはそこまでワクワクしない
  • 馬と人のレースとドラマに血湧き肉躍る、やや偏ったタイプの競馬好き


では本題。

2024サウジカップ
キングアブドゥルアジーズ競馬場
日本時間2月25日（日） 午前2:40発走予定

▶レースについて

サウジカップは2020年からスタートした割と新しいレースで、賞金が高く世界中から馬が集まってきます。
1着賞金はなんと約15億円！（1000万米ドル）
日本のダートG1フェブラリーステークスは1着賞金が1億2000万円だから…サウジCなら5着でもそれぐらい貰えちゃうという…
有力馬たちがサウジに向かうのもうなずけますね。

さらに今年から日本でも馬券発売が解禁されるので、日本の人もより楽しみやすいのではないでしょうか。競馬専門のグリーンチャンネルでは放送されるし、レース映像もJRAのYouTubeチャンネルでアップされるんじゃないかな。

今回のレースはダート1800m。
サウジアラビアのダートはウッドチップを含んでいるため日本の砂っぽいダートよりキックバックが少なくて（砂が飛び散りにくい）やや走るのに時間がかかるので、アメリカの土っぽいダートを走る馬たちや欧州の重い芝を走る馬でも勝つことがあるコース。
昨年は日本馬のパンサラッサが勝ち、日本馬に道を切り拓きました。


▶今年のサウジカップ日本出走馬

さて今回のレースは出走馬14頭中、日本馬は5頭。

ここからは今回出走する日本馬のことを紹介します！
この話すると果てしなく長くなって時間が溶けるので、とりあえず有名どころ3頭をできるだけ特徴を簡潔に語りたいと思います。
みんなキャラ濃くて面白い馬が多いんだ。

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▲AIちゃんに描いてもらってphotoshopで調整したので正確ではないけど、雰囲気伝われば！

レモンポップ
アメリカ生まれ、日本育ちの6歳馬。
6歳はダート界なら脂が乗って働き盛りなお年頃。

競走馬たちの中で比較しても筋肉ムキムキモリモリボディで、でっかいムッチムチのお尻が魅力！このSiriは推せる。
クルマに例えると大排気量マッスルスポーツカーっぽい！アメ車みたいなイメージ。

栗毛（明るめの茶色）の馬体に青いメンコ（覆面）とお団子に編み込まれたタテガミがトレードマークのお馬さん。ちなみに可愛い名前だけど男のコです。

いつも1400〜1600mぐらいを走ってて常に1着or2着、前走で初めて1800mに距離延長して優勝。唯一大負けしたのはドバイの初海外レースのみと日本競馬ダート界を牽引する代表格のお馬さんです。

今回のレースではアメリカの有力馬がハイスピードな逃げ・先行タイプが多いのと、本馬が海外で結果が出せてないのと（砂質とか環境とか違うし）、彼の豊富な筋肉量的に1800mでスタミナ勝負になるのはキツイのでは？！などの意見もあり厳しいレースになりそうだけど、どんな結果であれ好きな馬なので応援します。推します。

あと個人的には調教師が田中博康さんなのも現役騎手時代から応援してるので熱くて、騎手も坂井瑠星騎手と両者とも業界では若手なのも応援したいポイント。
ベテランも大好きだけど今後の競馬界を思うと若手の活躍ってやっぱ嬉しい。


ウシュバテソーロ
7歳牡馬♂。競馬界だとベテラン選手にあたるお年頃です。
パパは最近ウマ娘のキャラが発表された金色の暴君オルフェーヴル。
実はこの馬、元は芝のレースで突き抜けきれずに燻っていたのですが5歳の時にダート転向で超覚醒。国内のレースを勝ちまくり、昨年は海外G1ドバイワールドカップを優勝。破竹の勢いでダート王にまでかけ上がったお馬さんです。

こういう若い時に経験積んだ後にキャリアチェンジして花開く馬…推せるッ！

ウシュバさんの武器は「末脚」。最後の直線で追い込むスタイルが得意です。（コーナリングで加速できるのも強い）

そんなウシュバテソーロといえば、「ヤル気がないのに強い」のが面白いとネットでいじられる愛され馬。
パドックでは元気のないチョコボみたいと言われるうなだれながらの周回。（実際はヤル気がありすぎてそうなってるらしいけど）
本番は走るけど練習が嫌いすぎて普段のお稽古ではまったく力を出さないし、馬場の出入り口付近を通れば帰りたがるし。
レースではゴール板を過ぎると即減速、本番以外は無駄な力を使わないという賢すぎる行動が話題になっています。

「レース本番で最後に全員抜けばいいんだろ？」と思ってそう。かしこカワイイ。このコの父方の血統は賢くてクセ強くてレースも強い馬が多いイメージありますよね。

今回のレースは先行勢が潰しあってくれればウシュバの追い込みが刺さるかも…？！


デルマソトガケ
4歳の牡馬♂。人間に例えると新社会人なりたてホヤホヤの若手です。
あ、名前は「トカゲ」じゃなくて、「ソトガケ（外掛け）」です。
2歳でデビューしてダートに適性を見出すと、3歳からはずっと海外で活躍しているワールドワイドホース。国内にとらわれず早々に海外行っちゃうの、なんか令和の若い子って感じ（偏見）

パパのマインドユアビスケッツはドバイGSという大レースを2連覇したアメリカ馬。
血統がマイナー故に母国ファンに惜しまれながらも日本へやってきて、初年度産駒として生まれたのがソトガケ君。

そんな馬が早々に渡米して昨年のG1ケンタッキーダービー出走（6着）、BCクラシック（2着）とパパの母国で活躍するもんだから、アメリカの競馬民たちに「ベイビー・ビスケット」というあだ名で早くも人気者なのだとか。

きゅるきゅるカワイイ美少年フェイスでありながら、カメラを向ければ変顔ばかりというお茶目なところもまた推せる！
世界で活躍する日本ダート馬として、今後も期待される1頭です。

アメリカ競馬を経験してることもあり、今回のレースはスタートが良ければ有力馬の先行勢にもついて行って戦えるかも！？


以上。
結論、みんな推せる！！！！
馬はいいぞ…！！！！

さていよいよサウジカップ！
ケガなくみんな無事に走ってきてくれー！それだけだ！

では！