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JRA所属馬初の韓国遠征へ
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JRA所属馬初の韓国遠征へ

2015-05-21 16:28
    今週は栗東トレセンに来て、オークス直前&ダービー1週前の取材をしています。それから…。
     木曜朝4時、JRAの職員数人、牧場関係者、記者1人(わたし)が見守る中、エスメラルディーナのトゥクソム杯(G3、ダート1400メートル、6月7日=ソウル)2週前追いがひっそりと行われました。
     栗東坂路を単走で4ハロン55秒7-ラスト12秒6をマーク。楽な手応えで素晴らしい伸びでした。騎乗を買って出た田中博騎手に話しを聞いたら、「さすがですね。状態も良さそう」と絶賛です。
     3日前の月曜朝に美浦トレセンを出発し、栗東トレセンの検疫厩舎に入厩。他のトレセン在厩馬と接触しない時間帯にエスメラルディーナは調教を行っています。
     JRA所属馬として史上初の韓国遠征。普段美浦では斎藤厩舎の番頭を務めている鈴木勝久助手が今回はエスメラルディーナを担当しています。「栗東に来るのは初めてなんです。確かに逍遥馬道はタフだけど、うまくこの環境に慣れて、負荷を掛けられるように…。自分も今回こうして経験させてもらえるのはうれしいよ」とニッコリ。
     鈴木助手は英国修行経験を持つホースマンで外国人の関係者相手にペラペラ話せる人(個人的に海外競馬の話をよく聞かせてもらっています)。一昨年、韓国遠征した大井競馬の藤田輝信調教師が学生時代の同級生なので事前にアドバイスももらっているそうです。
     もう1頭遠征を予定していたローブデソワが残念ながら自重することになったので1頭での遠征になりました。出国は27日昼の博多港。レースは安田記念当日なので取材に行くことは難しそうですが、好結果を期待したいです。【木南友輔】

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    一般の馬場開場時刻午前6時の2時間前、午前4時です。まだ坂路のモニターには人馬の影がありません
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    午前4時28分、栗東坂路を駆け上がるエスメラルディーナ。帯同する馬がいないので単走です
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    トゥクソム杯2週前追いを終え、検疫厩舎へ引き上げていくエスメラルディーナと鈴木助手(右)。鞍上は田中博騎手

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    出国用の検疫厩舎前。手前はエスメラルディーナの調教に騎乗した田中博騎手。フェンスの向にはエスメラルディーナと鈴木助手
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