「話せば分かる」そう信じたいものですが、人はいざ自分がその身になってみないと、本当の意味では理解できないもの。特に男女間の妊娠育児期にはその問題が多く起きます。今回は「どんなに説明しても伝わりにくい妊産婦の心と体の悩み」を集めました。
1、つわりのキツさ
つわりは人によって違いがありますが、ひどいと「ご飯の匂いをかぐだけで吐く、立ちくらみがひどい、1日中船酔いのようで寝ていても気持ち悪い」などの症状があらわれたり、入院する位ともいますよね。
しかし男子から見ると「1日中家で暇をしているのに、ご飯も作らない」という印象に。まだお腹も大きくなっていなくて見た目は変わらないので、理解されにくいものです。
2、産後の肥立ち
出産を終えるとどうしても赤ちゃんの方に注目がいってしまい、ママの産後の肥立ちには目がいきにくいもの。実際は血が流れ続けたり、骨盤も開いている状態が続くなど何かと大変なのですが、形に見えないと理解されにくいようです。
3、睡眠不足の辛さ
例え合計6時間寝てるとしても、間に2~3回起きて授乳やオムツ替えをしていると、あまり寝た気がしません。産後約1~2年は睡眠不足が続くのですが、初めは気遣われても時間が経つと「大丈夫でしょ」「慣れたでしょ」と思われるようになります。
4、ホルモンの変化によるイライラや情緒不安定
生理前もそうですが、妊娠中・産後はホルモンの急激な変化により、精神的に不安定になります。常に女性は女性ホルモンに精神状態を左右されていますが、そうでない男性は、言われてもいまいち分からないもの。ケンカや問題が起きる都度、入念な説明が必要になります。
5、愛があるのに怒ってしまう
誰しも1日中同じテンションで過ごすのは無理。疲れたり、急いでいたり、落ち込んだりしますよね。またいくら愛しているとは言え、1日中付きっきりだと、行き詰まって当たり前です。
ギャン泣きがすごかったり、イタズラがすごいと、ため息が出たり、愚痴りたくなったり、怒ってしまうもの。愛情と行き詰まりの間を行ったり来たりするのが子育てです。しかし1日中つきっきりでない人には、理解されにくいものです。
6、育児家事=気楽
育児家事をしていれば1日が嵐のように過ぎて行く一方で、自分のことは何も出来ないどころか、息をつく暇もありませんよね。それでも1日中家にいるという事実だけで「気楽、何もしてない」と思われがちです。
サラッと話しただけでは通じにくい、これらの問題。問題が起きる都度丁寧に説明したり、第三者(ママ友や育児経験者である両親、医師や本など)を交えて説明するなどして、少しでも理解を仰げるようにつとめてみましょう。
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コメント
コメントを書く男ってホント ロクなもんじゃないよな
更に産後3時間おきに授乳だぜ・・・
これは勉強になる
俺も育児協力するときゃ心するべ