出産後もフリーランスや在宅ワーカーとして、仕事を続けたいという女性は多いと思います。けれども実際子育てをしてみないと、どれくらい仕事ができるのか、イメージしにくいですよね。今回はフリーランスと家事育児の両立のコツを、実際に同じ環境下にいる筆者がまとめてみました。
【関連記事】 ママにこそ取り入れて欲しい!『朝活のススメ』1、産前1ヶ月~産後3ヶ月は仕事ができないと考える
臨月に入ればいつ産まれてもおかしくない状態ですし、産後3ヶ月は戻りきらない体・マタニティブルー・慣れない育児・昼夜無しのお世話が重なり、仕事をはじめるのは難しいもの。産後3ヶ月を過ぎれば徐々に睡眠のリズムがついてきますので、少しずつ仕事を再開できます。最低でもこの期間は仕事ができない、と考えておきましょう。
2、優先事項を決めて、仕事の時間を確保する
家で子育てをしながら仕事ができる時間帯は、「子供の昼寝時間(多くて2~3時間)、子供の起床前と就寝後」。しかし子供が昼寝中にママの昼寝や家事ができないので、夜間授乳が必要な時期(授乳をやめるまで)の慢性的な寝不足や、後追いのひどい時期(生後半年~2歳くらい)の家事は大変困難なことは覚悟すべき。また短い昼寝を繰り返すなど、子供によって差も出てきます。
全てを優先してしまうと、全てが中途半端で何も出来ません。「家事は6割出来ればOK」など優先事項をキッパリ決めたり、「朝に夕食まで作ってしまう」などの工夫を凝らすことは必須です。
3、スケジュール管理は常に余裕を持たせる
子育て中は、子供がなかなか寝ない、妙に愚図る、用意や外出に時間がかかる、風邪や感染症で体調を崩す…など、予定外の出来事が年中起こります。キツキツで仕事の予定を入れてしまうと、いつでも起こりうる予定外の出来事に「仕事が終わらない、子供にも辛く当たってしまう」という事態に。はじめから、余裕を持てるペースで仕事をするようにしましょう。
4、一時保育や保育園の利用を検討する
仕事が忙しくなってきたら、行政や民間の制度を賢く利用しましょう。今は保育園の他にも、一時保育(週3日だけ預ける)や時間制の託児所、ベビーシッターなどがあります。お金もかかりますし、空き状況の問題もありますが、無理をするよりは一度検討してみましょう。
5、旦那の理解・協力は必要不可欠
子育てとフリーランスの両立に、旦那の理解と協力は必要不可欠です。理解無しでは社会的に孤立しがちな子育て中は精神的に厳しいですし、協力無しで両立するのは大変な体力と気力を使います。
両立したい旨は、はじめから伝えておくこと。旦那が子守をしてくれれば平日の夜や休日に仕事ができますし、子供が体調を崩した時でもペースを崩さずに仕事ができます。
6、意識的に休息&ストレス管理を行う
育児・仕事・家事を両立すると、「慢性的な睡眠不足と疲労、自分の時間ゼロ、ストレス過多」は当たり前と思って下さい。「仕事がうまくいかない、夫婦喧嘩が耐えない、子供に辛くあたってしまう」という状況までいくのは、実は簡単ですぐなのです。
それを防ぐためには、自分で「休息&ストレス」の管理をすること。「毎日こまめに休息時間を作る、休む時はしっかり休む、1日に15分間1人の時間を作る、外に出て人と触れ合う」などして、自身が行き詰まらないように管理するのも、両立の大きなコツです。
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