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「子はかすがい」とは、よく聞くフレーズ。「子供が夫婦の仲を良くし、絆を強める」という意味です。「子供を一人前に育てる」ことが夫婦共同の目標となり、それが夫婦の絆を強くするわけですね。
実は子供がかすがいになるように、子供以外にも「かすがい」になるものを持つ夫婦は、長続きしやすいもの。浮気が増える40代以降や、子供を育て終わった50代以降でも夫婦の関係が長続きしやすいのです。

子は本当にかすがいになる?

まずは本当に「子はかすがい」になるか、考えてみましょう。筆者自身子育てを始めて2年が過ぎますが、たしかに子供が絆を強めてくれたことは多々あると感じます。いくらケンカをしても子供を見れば笑顔が出ますし、どんな問題が起きても、別れるより解決法や妥協点を模索するもの。結局は「子供を育てる」ことが1番大切な目標として落ち着きます。
これはどこの夫婦も変わらず、子供は「かすがい」になってると言えるでしょう。


「子はかすがい」は幼児期まで?

とは言え、これが持続するのはおおよそ幼児期まで。子供の手が離れだす小学校高学年以降は、かすがいの力も弱まります。
また、この頃はお金に余裕も生まれる頃。30代後半から40代以降は「浮気問題が浮上」なんて話、会社や身の回り、親戚間で聞きませんか?
時間もでき、余裕もあり、お金もあり、慣れも出る。となると浮気したくなるのが、人間というものです。それが原因で離婚ということも、大いにありますよね。また浮気とまではいかなくても、「夫がいない方が楽」なんて妻が考え、熟年離婚をする可能性も最近は増えてきています。


「替えが効かない」から、かすがいになる

しかし「子がかすがい」が効かなくなった後でも、「子供以外にもかすがいのある」夫婦の結び付きは強いもの。何故なら「かすがい」とは、「他に替えの効かなくその人でなければダメで、その人がいないと自分の生活も困る」からこそ成り立つからです。子供で言えば、夫(妻)以外に本当の親になれる人はいませんよね。
それと同じく、例えば「夫婦で起業し、夫が社長"妻が副社長」の場合を考えましょう。離婚してしまうと、会社の社長もしくは副社長をも失うことになります。結局はお互いが1番の理解者でなかやか他に替えは効きませんし、生活も困りますよね。これは「会社がかすがい」のパターンです。
ここに出すように起業とまではいかなくても、些細なことで構いません。仕事でも、趣味でも、また誰も知らない2人だけの秘密でもオッケー。相手の夢のために、あなたがいなくなると困るほどの努力や献身をするのでも良いのです。
このように相手がいなくなると生活まで困るものが2人の間にあれば、そう簡単に別れようとはしません。もちろん、心が離れ切った場合は除きますよ。

いかがでしょうか?「この人と一生一緒にいたい」そう思うなら、「子供以外のかすがい」を2人で模索してみて下さいね。

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