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食べ過ぎの原因を科学的にアプローチ!そのメカニズムをダイエットに活かす方法
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食べ過ぎの原因を科学的にアプローチ!そのメカニズムをダイエットに活かす方法

2013-01-23 19:10

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    私たちはどうして食べ過ぎ、そして肥満を招いてしまうのでしょうか?カリフォルニア大学のロバート・ラスティング教授たちはそのメカニズムに対して、新しい答えを投げかけています。

    ラスティング教授によると、私たちが太ってしまうのはホルモンバランスの乱れによるところが大きいと言います。体内には食欲を司る2つのホルモンがあります。グレリンというホルモンは食欲を増大させ、その対となるレプチンは食欲を抑制する効果があり、このふたつのホルモンの均衡によって食べる量が左右されているのです。本来であればこのバランスによりその人に合った体重、体脂肪に調整されるのですが、現代人はとくに糖分を過剰に摂取する傾向があり、それによって本来食欲を抑えるべきレプチンが機能しなくなっていると考えられると指摘されています。
    私たちはそんなに糖分を摂り過ぎているのでしょうか?実際のところ、一見糖分が含まれていなさそうな加工食品やジャンクフードにも砂糖が添加されていることがたくさんあります。またフルーツジュースはヘルシーというイメージがありますが、じつはこれも意外と糖分が多かったりします。私たちは気づかないうちに様々なものから糖分をかなり摂取しているようなのです。

    では糖分を控え、痩せやすい体質となるにはどうすればよいのでしょう。いくつか気をつけたいポイントがあります。

    デザートは週1で。

    家で料理をする場合、レシピに砂糖とあるならその量を3分の1に減らしましょう。またデザートは1週間に1回の“ご褒美”としてとっておくこと。


    植物繊維をたくさん摂ることでダイエット体質に。

    植物繊維をたくさん食べると、これを処理するのに消化がゆっくりとなります。その結果、血糖値が急激に上昇するのを防ぎ、余分なエネルギーを脂肪として蓄える必要性が少なくなります。また消化に時間がかかるため、脳が満腹信号を出しやすくなり、その結果食べすぎを防ぐことに。


    “おばあちゃん”の食生活を見習う。

    便利な加工食品には砂糖が添加されている可能性が高いので要注意。昔の人の食生活を見習い、おばあちゃんが食べなさそうな食品には手を出さないこと。


    毎食かならずタンパク質を含む食材を食べること。

    タンパク質は消化の働きをスローダウンさせ、インシュリン値が急上昇するリスクを減らします。食事をするときは毎回かならずタンパク質を摂るようにしましょう。そして、脂肪、炭水化物、糖分だけのジャンクフードは避けるように。


    毎日15分間のエクササイズを行う。

    エクササイズだけで体重を落とし、痩せやすい体質になるのは難しいでしょう。しかし、インシュリン感受性を高め、脂肪を筋肉に変えやすくするには、15分のエクササイズでも効果は十分にあると考えられます。また目に見えて体重が減ることはなくても、体を動かすことによって食欲抑制ホルモンであるレプチンを促進することができます。

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    参考記事:The REAL reason you eat too much: New theory could revolutionise the way we lose weight


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