体にもお財布にも優しい自炊。外食ではややカロリー高めのメニューでも、自分で作るなら工夫次第で摂取カロリーを抑える事ができます。とはいえカロリーオフといっても、ひき肉を豆腐に、などローカロリー食品への置き換えばかりでは、味気ないですよね。
味を変えずに余分なカロリーを抑える調理法&食べ方をまとめました。
鶏肉のカロリーは皮に集中
鶏肉のカロリーの約半分は皮に集中しているそう。鶏肉の皮と、皮と肉の間の黄色い脂肪を取り除くとカロリーは1/3に!これならモモ肉でもヘルシーに食べる事が可能です。
皮もどうしても食べたい…という場合は、フライパンに皮のほうから入れ、皮の脂肪を焼いて落としましょう。皮からにじんでフライパンにたまった油はキッチンペーパーでとってしまいましょう。蒸したり、グリルで焼くのも脂を落とす効果があります。
タレはかけずにつける
食材にタレをかけるより、小皿にとったタレにつけて食べるほうがタレを使う量を減らす事ができます。ポン酢など市販のタレは糖分が多く含まれ、意外にハイカロリー。タレの使用量を減らす事で塩分、糖分をオフできるので、カロリー減のほか、むくみにくくもなります。「かける」を「つける」に変えるだけなら味の濃さなど満足感にはほとんど影響がないのでおススメです。
揚げ物はキッチンペーパーを活用
から揚げやてんぷらを揚げたら、金網ではなくキッチンペーパーの上に置く事できっちり油が切れます。買ってきた場合も、キッチンペーパーの上においてレンジで温めると大量の油をオフできます。
油は1gでおよそ9カロリー。余計な油をカットすれば大幅カロリーオフに直結するうえ、食感がサクサクになるうれしいおまけも。
カレーはルーに注意
市販のカレールーをチョコバーのように固めているものは油脂。そのまま作ると気づかないうちにハイカロリーに。カロリーオフタイプのルーを使うほか、具を炒める際にカレー粉で下味をつけ、煮込む際にホールトマトを入れると、ルーの使用量を減らしても味気なくなりません。
具を大きく切ればたくさん食べなくても満足感を高める効果も。スープカレーならさらにローカロリー。
鍋物は野菜&ダシに注意
鍋物はヘルシーだし、野菜もダシもローカロリー。ですが、鍋物の場合は注意が必要。具として肉を入れる場合、肉の脂がダシに溶け込み、野菜がそれを含みます。例えばすき焼きのお肉には手を出さず、野菜やしらたきばかり食べていて、満足感はないのにたくさんカロリーを摂っていた、なんて場合も。シメも、雑炊はダシの中の脂を全部摂る事になりますが、麺類なら残せます。麺でイケそうなものなら麺がおススメ。
チリも積もれば結構な差に!我慢しないカロリーカットで、楽しい自炊ライフを送りましょう。