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早田英志のスーパー人生論 第八回   ~成功の秘訣、及び失敗の落とし穴~
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早田英志のスーパー人生論 第八回   ~成功の秘訣、及び失敗の落とし穴~

2015-07-28 07:16
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<人生に潜むチャンス>

前章の大いなる飛躍と壊滅的没落を参考に検討を重ね、人生に潜むチャンスそれの生かし方、
また何処に落とし穴があるか探っていきたいと思います。
人生とは、ともすれば“大洋に浮かぶ板切れ”に乗っかっているようなもの。
平穏な波間にさまよう時もあれば、荒々しい波を乗り越える時もある。
外洋に出て,大きい波の上を滑走するのは、“波乗り”(サーフィン)の醍醐味である。
ややもすれば盛り上がった波の頂上から振り下ろされてしまう。
うまくボードを制御してパイプラインの内側に滑り込めれば大成功である。
波立たぬ平穏な人生を送りたければ、入り江の内側の小さい湾内だけに留まっていればよし。
しかし、それでは外洋(世間)がわからないし“波乗り”(人世)の楽しみも味わえない。
うまく次から次に荒波を捕まえ遂には最大の大波を乗りこなすのがサーフィン(人生)の
コツである。
これはカジノ・ギャンブルのブラックジャックにも言える事で一度やって来た波に用心
しながら賭増しして乗り出し、波が続くようだったらさらに倍賭けしてその波に乗って
乗りまくることが大勝するコツである。
波が静まれば力みをほぐし再び起こり来る次の波(チャンス)にそなえ心構えをあらたに
しておくことである。
私の場合、エメラルド鉱山の鉱脈(宝)探しに多大な金と時間を注ぎ、兜町ならぬ
ウオールストリートで先物取引の大博打に興じ、かたや映画作りにも奔走するという
具合いに次から次に波(チャンス)に乗れたつもりで“波乗り”を演じたが、その全ての波に
乗り損なったのである。
鉱脈(宝)にはたどり着かないし、映画は当たらないし、売りか買いの先物丁半ばくちは
常に裏目に出たものだ。
挙げ句の果てには、従業員千二百名のコロンビアでは大企業の私個人の警備会社は
リーマンショックのクレジットクランチのあおりを食らってあえなく倒産する始末であった。
人生にはいたるところにチャンスがころがっている。
まず他人が考えないような発想をすることが重要だ。
インターネット関連のニュービジネスはみんなそうだし、日本で最初にやって成功している
連中はほぼ皆アメリカのもの真似をしたにすぎない。
真似でもいいから最初にやることが大事である。
かって世界中で流行ったインターネットカフェーがコンピューターの貸しだし時間の
使用料で稼いでいたところを発想を変え、客に(ノート)パソコン(正確にはラップトップ
コンピューター)を持ち込ませ、心いくまで長居させて気持ちよくコーヒーを何杯も飲んで
もらって稼ぐ商売で成功したのがスターバックスコーヒーだ。
私の成功のタネ、エメラルド原石業には私以外日本人は誰もいなかった。

ここではいかに事業をうまく営むとか、どのように監督注意を怠らないようするとか、
人材を誤らない方法とか、会社経営の基本的なノウハウを論じるつもりはない。
それはやれて当たりまえが前提だからだ。
そういう理論的テクニカルな事よりも成功の秘訣の精神的な要因であるのは“信用”という
ものである商売取引や労使関係、男女交際と全ての人間関係において“信用”という
ベーシックなファクター(要素)は必要不可欠なものである。
これを無くして事業の成功はおぼつかないし,どんな人間関係もうまく機能しない。
これは長い時間をかけてかち取るものにほかならない。
これをもって取引先が増えていくものであり、また相手に信用があれば客に騙され
ツケを踏み倒されることもなく、社員に裏切られ会社の金を盗まれることもない。
さて会社員になり順調に出世街道を上りつめていく途中セクハラでつまずき脱落していく
者もいれば、公務員が宴会の酒で交通事故を起こし将来を棒にふる輩もいる。
こういう日常茶飯事に潜む落とし穴は昔からよく言われている油断大敵という類いのもの
である。自ら墓穴を掘るような不注意をしてはならない。
いまどき長期安定成長産業などという安泰悠々としていられる会社は皆無に等しいが、
自社の営業成績が三年続きで損失を出してるようだったら要注意だ。
さらに五年も赤字決算が続くようだったら、波を乗り換えたが賢明である。
其処に居続けても決していい事はあるまい。
自営業者にも同様なことが言えて、三年も営業不振が続くようだったら立ち直りは難しく
そのうちに不渡り手形を食らって、事業がポシャる可能性が大である。
私がいた宝飾業界にはバブル崩壊後の悪い波に翻弄され、立て続けに数千万円の不渡り手形
をくらい倒産してしまった仲間がゴマンといる。
さらに大きい業者では数億円から数十億円の不渡り手形の被害にあい倒産を被った仲間も
幾人もいる。
事業を大きくやっていると景気が悪くなっているからと言って直ぐに店じまいという訳にも
いかず、ズルズルと悪い波に引きずり込まれていくものである。
これも時代の趨勢というもので,バブル崩壊後の二十数年間のあいだに不況で淘汰された
企業は数えきれない。特にインターネットに殺された業種は悲惨だ。
タイプライターが世の中から消え、次にワープロも、印刷業も特殊印刷を除きほぼ壊滅状態。
印刷業をやっていた私の友人は各種各サイズの鉛活字の在庫と印刷機械に七億円も投資して、
現在ゴミ屑同然に持て余している。
インターネットは続いて写真業界カメラ業界をも壊滅させた。
世界中の街角にあった写真館(スタジオ)がなくなってしまったのである。
ボゴタの私の友人は一台十五万ドルもしたカラー写真プロセッサー(現像機)を据え付けた
フォトハポン(Japan photo)なる店のチェーン店展開をして二百五十店舗も出したが、
数年後には溺死だ。
インターネット革命の最たるところはいろんな商品のネット販売も然るところであるが、
現在米国で圧倒的人気のあるウーベ(uber  インターネット タクシー)であろう。
ニューヨークのマンハッタン地区を除けば全米のどんな街でも流しのタクシーを拾う事など
かつては不可能な事であったが、今やアイフォーンで全米の都市の街角で瞬く間に
インターネットタクシーが拾える。しかも乗車料金は都市によって多少差異があるが、
大体普通タクシーの三割減から近距離では半額である。車も高級車が多く清潔だ。
仕組みはいたって簡単、自家用車を持ってるドライバーがインターネットのウエブサイトの
業者に申し込めばよい。
申請者に対しある程度以上の良い車を所有しているか、運転歴や前科などをサイトの業者が
審査するのでより安全だ。事故保険や税金等の一切の諸費用をサイト業者が負担し売上金の
中からサイト業者の取るコミッションを差し引いた残額をドライバーに払う。
ドライバーが街を流していると、ウエブに携帯で申し込んだ利用者の一番近いところに居る
ドライバーのアイフォーンが呼び出されるという具合だ。
利用者の居る位置とドライバーの位置がGPS(ナビ)で確実にロケイトされているので、
ウエブから利用者に知らされるタクシー待ち時間に寸分の違いもない。
大都市ではほぼ四、五分だ。
料金は実際に走った走行距離で算定されるのでボッタクリはない。
ロスアンザルスのウーベを私はよく利用するがドライバー連中が言うに,
“乗客を降ろすと直ぐにまた次の乗客が拾えて実に良い商売だ”
と。
このウーベ・タクシー・サイト業者は一台のタクシーも所有することなく世界最大の
タクシー会社でビリオネア(何兆円億万長者)となっている。
今や世界中のあちらこちらの国で流行しだしているので、恐るべきタクシー業界斜陽没落の
運命が待ち受けている。
 
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