「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」
日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!
『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)
まずは土曜放送の居酒屋ナックルズ「AKB48第5回選抜総選挙総括!果たして波乱はあったのか?!」久田将義×ブレーメン大島×ゆうじのタイムシフトが途中で停止してしまう不具合について、ご迷惑をおかけしている事、申し訳ございません。運営の方に、僕も改善して欲しい旨、直接メールをしておきました。視聴者の皆様におかれましては、重ねてお詫び申し上げます。恐らく、何らかの対処を運営がしているものと思われます。大変申し訳ございません。(文責・久田将義)
土曜の『居酒屋ナックルズ』の放送内で言った事と重なるかも知れませんが、第五回AKB48グループ総選挙について総括したいと思います(興味のない人、本当にすみません)。
2013年6月8日。満員の日産スタジアム。ここはサザンオールスターズ、B‘z、SMAPなど日本を代表するアーティストが公演をする事で知られている、国内屈指の「大箱」です。秋葉原・AKB劇場の数人の客から始まって、いま、7万人を集客している――。初期メンバー、関係者らも感無量だったのではないでしょうか。
僕は、日産スタジアムはB‘zの結成二十周年記念ライブに行った以来でしたが、そのキャパの広さから余程のアーティスト、エンターテイナーでないとこの場所ではライブを開けないと思っていましたから、改めて「AKBの勢いは未だ衰えず、なのか」と感じた次第です。事実、その時のB‘zのパフォーマンスは素晴らしいものでした。ファンの間では未だに語り草になっていると聞きました。
その日産スタジアムで――。
「三位 渡辺麻友」、このコールがなされた時点で僕の順位予想(去年の1位2位を的中させた久田将義が(自慢・苦笑)予想する AKB48総選挙予想)は根底から覆されました。その時、既に会場は異様にどよめいていました。それは指原一位への期待か、大島推しの人たちの不安からか。僕はまだまだ分析力が甘いという事を思い知らされました。未熟者ですね。
それでも、「一位 大島優子」の座は揺るがないと思っていましたが、
「二位 AKB48……」
と司会の徳光和夫氏が読み打上げた時点で、僕は「えええ!」と声を挙げてしまいました。言うまでもなく、その後のコールが「一位 指原」になるからですが。
なぜ、大島の一位は固いと思っていたのか。
パフォーマンスが飛びぬけている事、そして芸能界で生きていく上で必要な「芯の強さ」を持っている事、映画『闇金ウシジマくん』での演技。テレビ番組でピンで出演しても場持ちしている事。
などを総合して、一位という座が、もしタレントとしての輝きを加味してセレクトされるなら大島優子が研究生を合わせれば数百人いる48グループでは抜きん出ていると思ったからでした。アイドル原則論に沿っての予想でした。
しかし。
指原の勢いが勝った、という事でしょう。また、「次世代のエース」と常に言われてきた「未完の大器 渡辺麻友」が今回も三位。アイドルグループとAKB48を位置づけるのであれば、「総合力の大島」か「ルックスの渡辺」が一位に収まるのが妥当だと僕は、考えていました。結果、指原の持つタレント能力が優ったと解釈しています。
今回の「一位指原」によって「AKB48が変わる」、という人がいますがそうでしょうか。数百人のメンバーの頂点に立った指原莉乃の左右を総合力の大島優子とザ・アイドル渡辺麻友が固めるという布陣は中々魅力的だと思いました。
ところで指原は、実は久しぶりに目にしました。僕は、バラエティ番組はほとんど見ないからです。しかし、久しぶりに見た指原は明らかに変わっていました。