「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」
日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!
『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長、現『日刊ナックルズ』(http://n-knuckles.com/) 編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)
土下座論~突然土下座をされた時
少し前になるが、「土下座」が話題なった。読者諸兄は土下座をした事があるだろうか。僕は負けん気が強いので、「どういう状況でも絶対土下座はしない」などと、突っ張っていた。ある雑誌の編集者時代にヤクザに呼び出され、脅された時も土下座だけは(しそうになったけど)しなかった。
ただ、今は考えが少し変わってきている。
例えば和室で食事をしている時に、こちらからのお願いや謝罪をする時、正座か胡坐のまま頭を下げている訳だが、これも土下座の一種なのではないだろうか。
場所が社内であり、人目もはばからなかったので驚いたが、心当たりは多いにあったので「ああ、あの事か」と思った。それにしても、こんなにあからさまに土下座をされたのは初めてだった。それと、本当に土下座をする会社員がいるのか、という事に驚いた。
でも理由はあった。
因みに『宮本から君へ』の作者新井秀樹氏の代表作は『ザ・ワールドイズ・マイン』『キーチ!!』『キーチvs』など世の中に問題を投げかけるものを多数出しているが、中でも僕は『宮本から君へ』が非常に気になっていた。次に好きなのが『愛しのアイリーン』である。
新井氏の作品を見て、「営業って凄まじいもんだな」と読んで感じたものだ。僕は当時、確か広告営業だった事もあって、『宮本から君へ』の宮本の務める文具メーカーでの会話が、「版下」とか
「色校」といった聞き慣れた単語が出てくるので、この作品に対して思い入れがあったのだ。