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「久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン」

日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!
『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生タックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)


《TS視聴可能な番組》



《今後の生放送予定》




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偽物ヤクザ

 取材がら、暴力団の人間に話を聞く事がある。本格的に取材している諸先輩方と比べると、月とスッポンほどの濃密差はあるものの、延べ百人くらいのヤクザに接してきたような気がする。そういった経験を踏まえて書こうと思う。

ニコニコ生放送では、アウトロー生主というジャンルが存在しているらしい。僕は生放送はほとんど見ていないが、動画はたまに見る事があった。本格的に視聴した訳ではなく、ちら見した程度では元暴力団だった人もいるような気はした。

 だが、現役の組員がニコ生をやっているという話はほとんど聞かないし、また、彼らにいちいちそんな質問もしない。

因みに『ニコ生タックルズ』(前・ニコ生ナックルズ)の第一回目放送は「ヤクザとは何か」というタイトルで元指定暴力団だったが、当時はキックボクサーの羽月カズヒロ氏。同じく元指定暴力団組員でライターとして単行本も出版した川村勝氏、そして故ルポライター日名子暁氏がパネラーだった。途中からひろゆき氏も参加した。

 そういったアウトロー番組はあるものの、生主でヤクザという人間はいるのだろうか。まあ、2chでは現役の組員も書き込んでいるらしいので、ネットの普及とともにヤクザがニコ生をやっていてもおかしくはないと言えばそうなのだが。
 ただ、一度あるアウトロー生主の放送動画(という言い方が正しいかは置いといて)を視聴した元組員が顔色を変えた時があった。

「これは、ダメですね」
つまりアウトだという事らしい。言ってはいけない事。やってはいけない事を放送したのだという。