閉じる
閉じる
×
●利根川は「坂東太郎」の異名をもつ関東地方を北から東へ流れる日本最大級の一級河川です。そんな利根川の河川敷堤防にキツネの掘った巣穴が3カ所発見されたというニュースがありました。
国交省河川事務所の職員が穴を見付け、どの動物が掘ったものかを特定するために無人カメラを設置し、キツネの出入りを確認したそうです。場所は茨城県古河市で巣穴はいずれも直径約30〜40センチで、うち2カ所は少なくとも3メートル以上の奥行きがあるといいますから、かなり立派なものです。
近年、野生動物が民家の近くに出没する話はよく聞きますが、川の近くは水が豊富にありエサとなるネズミやモグラなどの小動物も生息しているため暮らしやすい環境だったのかもしれません。
しかし、キツネにとってのそんなパラダイスも人間によって追い出されてしまうことになりました。その理由は巣穴の空洞部分が、川の増水時に堤防決壊の原因にもなりかねないと判断されてしまったのです。
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。