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今年から、「百田尚樹の日本史」を連載でお届けしています。
読めば誰でも日本が好きになる、日本に生まれたことを感謝する、そして日本人であることを誇りに思う――そんな「日本史」を書きたいと思います。
今回は、次々と押し寄せる異国船の前に、幕府が右往左往する情けない姿をお届けします。素晴らしい文化を誇った江戸時代ですが、国の安全保障に関しては、まるで落第です。
江戸の終わりの歴史を見ていると、現代の日本を見ているような気にさえなります。
百田尚樹の日本史 31
右往左往する幕府
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