結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2012年6月19日 Vol.012
結城クイズ
今回は、結城クイズはおやすみですか?
はじめに
こんにちは、結城浩です。
私事で恐縮ですが、ちょっと先日、自分の失敗でおちこむ出来事があって、 朝から凹んでおりました。どうも自分はダメダメだなあ…と思ったりして。 そして、ダメダメだなあ…と思うと、これまでに自分が経験してきた 同じような失敗が芋づる式にズルズルズルズルと出てきて凹みが加速。
結城がこんな気分になることは珍しいのですが、 このメルマガを書いているうちに、 (今回は「はじめに」を最後に書いているんです) なんだか元気が出てきました。「文章を書く」というのは、 ちょうどおしゃべりをしているのと同じで、リラックスし、さらには 自分自身を元気づける効果があるのかもしれません。
自分の頭の中や、自分の心の中にあることを、文章という形にして外に出す。 外に出すときには必然的に何らかの秩序、何らかのルールに基づいて 言葉を並べることになる。 そのプロセスのどこかから喜びが湧いてくるのでしょうか。 何だか不思議です。
ともかく、文章を書いているうちに、
「まあ、しょうがないか。これが私なんだ。
私は私なんだから、これで進もう!」
などと強力な自己肯定感に満たされて、 この「はじめに」を書いているわけです。
人生いろいろありますよね。
そんなこんなで、今回のメルマガを始めましょう。
今回は、 「特別企画 - 結城浩セミナー/プレビュー版(1)」 が含まれていますので、このメールのテキストは 通常の70%ほどの長さでお送りしています。
目次
- 教えるときの心がけ - ほめる工夫
- Q&A - 誤字脱字をなくすために気をつけていること
- 特別企画 - 結城浩セミナー/プレビュー版(1)
- 次回予告 - 順番と呼応を意識する(文章を書く心がけ)