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石破 茂 です。
沖縄における米軍輸送機オスプレイの事故については、対応を誤ると極めて困難な状況になることが懸念されます。
「不時着」なのか「墜落」なのかについては、明確な定義があるわけではないのですが、空中給油中に回転翼が給油ホースと接触して損傷し、飛行が不安定になる中で、人家への影響を避けるために普天間基地への帰投を断念して、海岸に意図的にコントロールして降ろした(落とした)とするならば、損傷の状況如何を問わず「不時着」と評価するべきなのでしょう。
それはともかく、情報不足のせいなのか、日米地位協定の下に設置されている日米合同委員会の中にある事故分科委員会が今後どのように機能するのかについて言及がないように思われます。オスプレイは従来機とは異なり、回転翼(固定翼モードのときはプロペラ)が大きいため、この種の事故発生の確率は高いと思われ、それをいかに回避するかが今後の焦点となるはずです
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