石破 茂 です。
はやくも三月となりました。党本部の随所に掲示してある「参議院の任期満了まであと○○日」という表示も150日となりました。
今週はTPP交渉参加を巡って大きく揺れた一週間でした。
日本国憲法上、外交交渉は内閣の専権事項ではありますが、議院内閣制を採り、昨年の総選挙において公約を掲げて政権を担当している以上、これに違背する決定をしてはならないこともまた当然のことであり、そのことは安倍総理も十分すぎるほどに理解されていることです。
総理ご自身がオバマ大統領と直接会談し、「聖域なき関税撤廃を前提とするものではない」との確証を得た以上、自民党としては意見を十分に申し述べたうえで、あとは総理の決断に従い、全力で支えるべきなのだと私は信じます。
このような時期に、民主党ではあるまいし「与党内で異論が続出し、混乱に陥っている」などという光景は絶対に避けなくてはなりませ