石破 茂 です。
 衆議院予算委員会は地方公聴会も終わり、今週も淡々粛々と進みました。年度内の予算案成立に向けて、今後ともひたすら丁寧に審議に臨まなくてはなりません。

 毎週のことですが、週末が近くなると永田町、特に議員会館近くでの街頭宣伝活動が活発になります。憲法に保障された言論の自由に基づく活動は、民主主義の維持発展のためにも望ましいことと思いますが、主義主張の如何を問わず、その情熱と時間を活かして一人でも多くの人を説得し、共感を得、支持を増やしていくためには、さらに内容と手法において工夫の余地があるのではないでしょうか。
 三年半の野党時代、自民党は盛んに街頭活動を行ったものでした。野党転落直後は街の反応も冷たく、聴衆もそれほど集まっては頂けませんでしたが、それでも雨の日も風の日も新橋や有楽町で必死に訴えたものでした。
 自民党の新人議員教育が問われていますが、一番効果的な教育は、街に出