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第128回 自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ(2)
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第128回 自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ(2)

2017-01-16 22:45

    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第128回 自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ(2)


    ◆もくじ◆

    ・自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ(2)

    ・最近の志麻子さん
     TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
     1/22(日)「オメ★コボシ37」開催
     3月に台北ツアーが開催
     「岩井志麻子のおんな欲」連載中
     「岩井志麻子の千夜玩具物語」連載中
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    芸能事務所ホリプロに所属し(マジです)、テレビにも出ている岩井さん。
    そのような活動のなかで出会う人たちのなかには、えっこれでいいのか、と感じさせられる人たちも居るという。
    某ライブハウスから来た出演依頼、呼んでくれたガールズバンドは、今はテレビ番組に出ているパコ美やアイリーン(ともに仮名)もいっとき在籍していて……。

    バックナンバーはこちらから↓
    http://ch.nicovideo.jp/iwaishimako/blomaga

    2014年11月「「そんなプロもありか」な人達のウラガワ​
    12月「「殺人者」たちから聞いたウラガワ
    2015年1月「「大人の冬休みの日記」なウラガワ
    2月「「大人の冬休みの日記のつづき」なウラガワ
    3月「ベトナム愛人との旧正月のウラガワ
    4月「春の喜怒哀楽のウラガワ
    5月「韓国人夫の失踪届けを出したら……のウラガワ

    6月「ホラー作家まわりの怪異のウラガワ
    7月「異国の夏休みのウラガワ
    8月「そろそろ怖い目に遭う予感のウラガワ
    9月「秋風に謎めく過去のウラガワ
    10月「人生の秋を生きる女達のウラガワ
    11月「「結婚」に振り回される女達のウラガワ
    12月「出版業界の仕打ちのウラガワ」ほか
    2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ
    2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ
    3月「嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ
    4月「春のおかしなお便りの数々のウラガワ
    5月「距離感のおかしい人たちのウラガワ
    6月「台湾から連れてこられたある女性のウラガワ
    7月「大人の夏の観察日記のウラガワ
    8月「大人だからわかる怖い話のウラガワ
    9月「『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ
    10月「取り返せない夏の思い出のウラガワ
    11月「常夏の国で生きる女の秋のウラガワ
    12月「冬を生きながら春を待つ女達のウラガワ

    ※上記以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ====

     新年の言葉にはふさわしくないかもだが、一年なんてアッという間よ。歳を重ねるごとに、実感する。二度目の夫の国、韓国では世代は時速にたとえられるそうだ。

     十代、二十代の若者は時速十キロ、二十キロで人生が進み、三十代、四十代の中年は時速三十キロ、四十キロと加速し、七十代の老境に入れば七十キロ超えの高速になる。

     私も五十キロを超えた。折り返し地点は超え、終点に向かって加速しているのがわかるけど、周りにはカッコいい御老人やイカす兄さん姉さんがたくさんいるので、歳を取るのに絶望だけを感じたりはしない。そんな先達には、何も申し上げることはないけれど。

     若い子を見ればうらやましくもあり妬ましくもあり、しっかりしてるわと感心しつついい加減にしろと説教したくもなる。まぁ、普通のオバサンの感覚ね。そんな今年の始まりの月は、あえて過去の自分を重ねてみたくなる若者を取り上げている。

                        ※

     私は職業は作家ということになっているし本人もそのつもりだが、芸能事務所ホリプロに所属してテレビにも出ている。

     正直にぶっちゃけると、今現在は文筆で得るお金よりテレビ出演のそれのほうが上回っている。つまり、芸能人といってもいいのだが。

     
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