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第165回 命や生きることについて考えたウラガワ(3)
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第165回 命や生きることについて考えたウラガワ(3)

2018-01-31 20:00

    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第165回 命や生きることについて考えたウラガワ(3)


    ◆もくじ◆

    ・命や生きることについて考えたウラガワ(3)

    ・最近の志麻子さん 
     TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
     「岩井志麻子のおんな欲」連載中
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    新しい年の最初の一か月、生きるってなんだろうと思索をめぐらした今月。
    かつて一世を風靡したスターと言ってもよいような「彼」。
    その彼がある事件を起こしたときに、岩井さんがテレビでコメントをした。
    その後、彼のブログで岩井さんを罵る書き込みが展開されたのだが、その方法は……。


    バックナンバーはこちらから↓
    http://ch.nicovideo.jp/iwaishimako/blomaga

    2014年11月~15年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
    2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ
    2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ
    3月「嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ
    4月「春のおかしなお便りの数々のウラガワ
    5月「距離感のおかしい人たちのウラガワ
    6月「台湾から連れてこられたある女性のウラガワ
    7月「大人の夏の観察日記のウラガワ
    8月「大人だからわかる怖い話のウラガワ
    9月「『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ
    10月「取り返せない夏の思い出のウラガワ
    11月「常夏の国で生きる女の秋のウラガワ
    12月「冬を生きながら春を待つ女達のウラガワ
    2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ
    2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ
    3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ
    4月「木の芽時な人達のウラガワ
    5月「五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ
    6月「面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ
    7月「ほんのり怖い人達のウラガワ
    8月「真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ
    9月「私が見たテレビの中の人のウラガワ
    10月「大人だけど枯れるには早い人たちのウラガワ
    11月「年下韓国人夫とのアジア旅のウラガワ
    12月「捨ててもいいじゃないかのウラガワ


    ※2014年10月以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ===

     1964年生まれの私が子どもの頃は、西暦2000年代なんてはるかな未来だった。
     子どもの頃は未来も命も無限にあるように感じていて、それが希望や夢にもつながったけど、恐怖やプレッシャーともなった。

     誰だって、一度は自殺を考えたことはあるだろう。死んでしまいたいと本当に思い詰めたことは、どんな恵まれた幸せな人にもあるはずだ。

     アニメじゃ可愛い小坊主の一休さんも、本当はなかなかにシリアスでシビアな爺さんだったようで、門松は冥途の旅の一里塚、めでたくもありめでたくもなし、なんてお言葉を遺しておられる。だけど死を考えることは、生を考えることと同じだ。

     とりあえず今生きている私は年の初めの一月に、生きるってなんだろうとぼんやり考えた。自分だけじゃなくいろんな人を見て、来年も生きたいなとシンプルな結論を出した。

                         ※

     友達ではなく、知人ともいえない。しかし私は、彼をよく知っている。彼は有名人だからだ。単なる有名人を超えて、かつて一世を風靡したスターといってもいい。

     そんな彼も、私を認識している。彼がある事件を起こしたとき、

     
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