オンナのウラガワ ~名器大作戦~
第165回 命や生きることについて考えたウラガワ(3)
◆もくじ◆
・命や生きることについて考えたウラガワ(3)
・最近の志麻子さん
TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
「岩井志麻子のおんな欲」連載中
カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中
・著者プロフィール
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新しい年の最初の一か月、生きるってなんだろうと思索をめぐらした今月。
かつて一世を風靡したスターと言ってもよいような「彼」。
その彼がある事件を起こしたときに、岩井さんがテレビでコメントをした。
その後、彼のブログで岩井さんを罵る書き込みが展開されたのだが、その方法は……。
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2014年11月~15年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ」
2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ」
3月「嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ」
4月「春のおかしなお便りの数々のウラガワ」
5月「距離感のおかしい人たちのウラガワ」
6月「台湾から連れてこられたある女性のウラガワ」
7月「大人の夏の観察日記のウラガワ」
8月「大人だからわかる怖い話のウラガワ」
9月「『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ」
10月「取り返せない夏の思い出のウラガワ」
11月「常夏の国で生きる女の秋のウラガワ」
12月「冬を生きながら春を待つ女達のウラガワ」
2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ」
2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ」
3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ」
4月「木の芽時な人達のウラガワ」
5月「五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ」
6月「面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ」
7月「ほんのり怖い人達のウラガワ」
8月「真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ」
9月「私が見たテレビの中の人のウラガワ」
10月「大人だけど枯れるには早い人たちのウラガワ」
11月「年下韓国人夫とのアジア旅のウラガワ」
12月「捨ててもいいじゃないかのウラガワ」
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2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ/ソウルの新愛人のウラガワ/風俗嬢の順位競争のウラガワ/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ/「大人の夏休みの日記」なウラガワ/その道のプロな男たちのウラガワ
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1964年生まれの私が子どもの頃は、西暦2000年代なんてはるかな未来だった。
子どもの頃は未来も命も無限にあるように感じていて、それが希望や夢にもつながったけど、恐怖やプレッシャーともなった。
誰だって、一度は自殺を考えたことはあるだろう。死んでしまいたいと本当に思い詰めたことは、どんな恵まれた幸せな人にもあるはずだ。
アニメじゃ可愛い小坊主の一休さんも、本当はなかなかにシリアスでシビアな爺さんだったようで、門松は冥途の旅の一里塚、めでたくもありめでたくもなし、なんてお言葉を遺しておられる。だけど死を考えることは、生を考えることと同じだ。
とりあえず今生きている私は年の初めの一月に、生きるってなんだろうとぼんやり考えた。自分だけじゃなくいろんな人を見て、来年も生きたいなとシンプルな結論を出した。
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友達ではなく、知人ともいえない。しかし私は、彼をよく知っている。彼は有名人だからだ。単なる有名人を超えて、かつて一世を風靡したスターといってもいい。
そんな彼も、私を認識している。彼がある事件を起こしたとき、