こんにちは、ASAPINです。
二度目のブロマガ更新になります。月一ペースで更新が続けられるように頑張りますw

さて、いよいよ始まりました、京都グリーン杯!
まだ知らない方もいらっしゃるかと思いますので簡単に番組のご紹介をさせて頂きます。

【京都グリーン杯】公式ホームページ
http://www.jan39.com/greencup/

賭博法に精通した弁護士かつ最高位戦日本プロ麻雀協会のプロ雀士でもある津田岳宏氏がスポンサーとして企画した、『見るための麻雀』をコンセプトにした配信麻雀対局です。
配信対局では珍しい赤有りの対局で、可能な限り一般麻雀ファンが日頃打っている麻雀に近く、エンターテイメント性を持たせ、目無し問題などにも真摯に向きあった非常に斬新なルールになっております。一度ホームページを見て頂けるとわかりやすいかと思います!

そしてこの京都グリーン杯の目玉の一つが『賞金付トーナメント』というところ!
弁護士である津田氏が率先してこのような賞金付トーナメントを開催されることで、「賞金付トーナメントは違法なんじゃないか」「賭博罪になるんじゃないのか」といった不安を払拭しようとされているのが素晴らしいです。
しかもこの京都グリーン杯では優勝以外にも変動式の賞金があり、二着や三着でも賞金をもらえるパターンがあったり、同じトップでも周りの人をどれだけ沈められるかで賞金が変わってくるといった特殊なシステムになっています。
他にも最終半荘でトップを取った人に2万円、3倍満以上をあがった人に2万円、最も技能的な一打(解説陣評価)に2万円などなど、ユニークな賞もありますw

今回は第一回ということで津田氏も配信サイドも色々試行錯誤しながらの対局になりますが、決勝に向かってどんどん盛り上がっていくと嬉しいですね(*´ω`*)
僕も7月2日に対局しますので是非是非ご覧ください!



さて、そんな京都グリーン杯ですが、先日6月26日、第一戦目となるepsode1が行われました。
対局者は我らが?天鳳位・コーラ下さい、日本プロ麻雀協会Aリーガー・サイコロ太郎プロ、最高位戦関西・ビッグワン覇者・楠橋思プロ、憂いの未亡人?・可南プロの4名。


結果の方はタイムシフト等をご覧になっていただきたいので伏せるとして・・・
印象的だったシーンを二つほどご紹介します!

まずは楠橋さんの痺れる一打を。
44caa3734c71ab5cd6122f34da30f2e8e5f5a24d


最終戦の親番、楠橋さんの手牌がこの手。ドラは2p。
6pか7pかですが、何も情報がなければ枚数が多い方、赤のある方で6pを切る人が多いんではないでしょうか?
ただし、実際には上家のコーラ下さいさんからリーチが掛かっており、こんな河。

66ddeedddd2d5d399a2d309af795c6f6b9bdf0f5


こうなると自分の目から3枚見えの6pはかなり打ちづらく、筋の7pに手を掛ける人が多くなりそうですよね。
ですが、ここで楠橋さんはほぼ迷うことなく6pを勝負!
もちろん7pも筋とはいえ十分当たり得る牌で、和了やすさにかなりの差がありそうなので冷静に考えると6pを押す方が大分得な感じがしますが、煮詰まった最終戦の局面でこの6pを勝負できるのはさすがでした。実際座ってたら僕は本当に6p切れるかどうか怪しいですw
結果、コーラさんのリーチをかわして58pで楠橋さんが和了きります。



そして、その楠橋さんの親番が続いて4本場、今度は可南プロの手牌。

856aee64f88f3adc25aa10bbd5f4b8a6f49deec0

赤5mを切ればカン2mの一盃口テンパイ、1mを切ればカン4mの聴牌。
特に条件がなければ赤5mを切ってのダマかリーチを選択する人が多いでしょうか?

ところがこの時にすでに2mは場に2枚切れ、自分の手牌と併せて残り1枚。他の関連牌は1mが場に一枚、9mが場に一枚、8mが場に二枚、6mが場に一枚、5mが場に一枚といったところ。
こうなると難しいですね。
萬子がかなり安いので、トイトイ変化を見てのカン2mダマや、1mを切って思い切ってカン4mリーチも選択に浮かんできます。
ここで可南プロが取った選択は・・・なんと打2m!

残り一枚のカン2mテンパイを拒否し、赤を使いきっての聴牌への組み直しやトイトイ・七対子を見た打牌です。これはなかなか面白い発想!
それが上手くはまり、次巡に6mを引いてこのリーチ。


7642d7c82d21ad09d361c1b1d163d7f21d23d120


河はこんな感じ。


25cf0ad61657380ca1d7e864b6268f609a145807



この聴牌はなかなか組めない!解説に入っていた津田氏も大喜びでしたw
しかし悲しいかな・・・この場面はダマに構えながら役有りテンパイを目指すのがベターな点数状況でもありました。
待ちとしてはかなり良さそうな1m3mのシャボですが、できればリーチをしないで済む手組にしたかったところ。
結果親の楠橋さんの追いかけリーチに飛び込み、12000を放銃してしまうことになったのでした・・・
これが仮にフラットな点数状況なら、まさしく技能賞を与えられるレベルの会心の一打だったと思います。この発想が浮かぶだけでも非常にこれからが楽しみな可南プロでした。


さて、それでは今回はこのくらいで失礼したいと思います。
京都グリーン杯、是非見てくださいねー!それでは(*´ω`*)