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週刊MEGA地震予測
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九州南部に対する「要警戒」は、2017年から今日に至るまでベタ塗り状態で発信され続けており、いわば要警戒のインフレ状態といえます。ただし例外として2019年4月3日〜6月5日発行分の2ヶ月間だけ「要注意」にレベルダウンしていた時期がありました。この例外期間に狙いすませたかように2019年5月10日、日向灘を震源とするM6.3、最大震度5弱の地震が発生しました。よりにもよってレベルダウンした時期に発生した地震ですから、誰の目にも明らかな「予測モレ」でした。
ところが、今週のコラムで、あろうことか「予測は的中していたと言えるでしょう」と正反対の評価をされています。この評価に納得される読者はおられるのでしょうか?
本件は明日のオンライン講演会に向けた事前公開質問とさせていただきます。参加される方は、この点にについて、村井氏がどう釈明されるか、是非ご注目ください。
>>1
誤解を避けるために補足しますと、予測を外したことが問題なのではありません。気象庁の天気予報だって外すことはありますし。
予測を外した現実と向き合うことで得られる学びは、未来の予測技術の向上をもたらす貴重な糧です。
間違いが多ければ多いほど、正しい成果への軌道修正の糧も多いとポジティブに受け入れるのが科学です。
ですから、予測を外した事実を歪めることは予測技術の向上のチャンスをみすみす無駄にするのと同じことです。
東京大学名誉教授という肩書きをお持ちですから、こんなことは十分ご承知、釈迦に説法のはずです。
なのになぜ、こうした科学に対する背信ともいうべき態度をとられるのか、それが残念でなりません。