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■JASRACに預けないとカラオケの印税がもらえないってホント?
■カラオケの印税は二重構造になっているってどういう意味?
補足:
JASRACに曲を預けなくてもカラオケで印税をもらうことがができる!
ボカロP:
自分の曲をカラオケで配信してもらうには、JASRACに曲を信託しなければならないと聞いたのですが。ほんとう?
D U E:
厳密に言うとその曲の「通信カラオケの権利」と「録音権もしくは演奏権」をJASRACにて管理してもらう必要があります。(厳密にいうとJASRACに権利を「信託する」と言います)
つまり「通信カラオケの権利+録音権」をJASRAC管理にするか、「通信カラオケの権利+演奏権」をJASRACの管理にする必要があるということです。
※ここでいうカラオケというのは「業務用通信カラオケ」のことです。
ボカロP:
なるほど。でもJASRACじゃなきゃだめなんですか? イーライセンスに預けたらどうなるんですか?
D U E:
はい、現状では、「業務用通信カラオケでの楽曲使用の対価を(フルフルで)得るにはJASRACに信託する必要がある」と考えた方がよいでしょう。
簡単に理由を言えば、カラオケの印税の仕組みは「配信会社からの印税」と「カラオケ店舗からの印税」の「二重」になっていて、「カラオケ店舗からの印税」を得るためには、JASRACに「演奏権」が信託されていなければ、事実上、難しいからです。
※「演奏権」印税の徴収を行ってもらうには「演奏権をJASRACに信託する必要がある」と、現状では考えていいと思います。
(以前書いた表現を少し変更しました。細かいことですがこの表現の方がより正確だと思います。)
point!:業務用通信カラオケの印税を得るためには楽曲の「録音権か演奏権」および「通信カラオケの権利」をJASRACに信託する必要がある。
ボカロP:
よくわかりました。でも「業務用通信カラオケ」でないカラオケってどういうものがあるんですか?
D U E:
たとえば第一興商(DAM)の「DAMとも」とか、エクシング(JOYSOUND)の「JOYSOUND DX」や「うたスキ」などは、インターネットを使ったサービスです。
なのでこれらのサービスで曲を配信してもらうためには、先ほどの支分権をJASRACに管理させるだけでなく、原則的には「配信権」をJASRACやイーライセンスなどに預ける必要があります。
point!:最近はインターネットを使用した「新しいタイプ」のカラオケがでてきており、それらに曲を提供して印税をもらうには「配信権」をJASRACなどの管理団体に預ける必要がある。
ボカロP:
わかりました。じゃあ、業務用通信カラオケに配信してもらうためには「カラオケ会社系列の音楽出版社」に曲を預けた方が良いんですか?
D U E:
それについては「まったく関係ありません」と答えておきましょう。
その曲がカラオケに入るかどうかは、その曲の人気やクオリティー、そしてその曲を管理している音楽出版社の営業力によってきます。
音楽出版社の営業力には「その音楽出版社がどれくらい良い曲をたくさん持っているか」も大きく関わってきます。
良い曲をたくさん管理している音楽出版社はそれだけ大きな影響力を音楽業界に与えることができるからです。
point!:カラオケに流したいからといって、カラオケ配信社系の音楽出版社に曲を預ける必要はない。信頼があって営業力のある音楽出版社であればむしろDAMにもJOYSOUNDにも両方ともに営業をかけてくれるはず。
補足:
JASRACに曲を預けなくてもカラオケで曲を流すことができる!
D U E:
業務用通信カラオケではありませんが、「カラオケの鉄人」に設置された「店舗サーバ」から配信されるカラオケであれば、JASRACに楽曲を管理させなくてもカラオケ配信を行うことができ、しかも対価も得ることができます。(それでも楽曲の「演奏使用料」はやはりJASRACに上記の権利を信託していないともらえませんが
ボカロP:
え、そうなんですか?
D U E:
はい、DUEではドワンゴで着うたを配信された方、および、「V love 25」に楽曲を収録をさせていただいたボカロPさんには「カラオケの鉄人」でのカラオケ配信のご連絡もさせていただいています。くわしくはその際に♪
point!:店舗サーバーを有するカラオケ店舗の場合、楽曲をJASRACに信託することなしに印税をもらうことができる!
■カラオケの印税は二重構造になっているってどういう意味?
補足:
JASRACに曲を預けなくてもカラオケで印税をもらうことがができる!
ボカロP:
自分の曲をカラオケで配信してもらうには、JASRACに曲を信託しなければならないと聞いたのですが。ほんとう?
D U E:
厳密に言うとその曲の「通信カラオケの権利」と「録音権もしくは演奏権」をJASRACにて管理してもらう必要があります。(厳密にいうとJASRACに権利を「信託する」と言います)
つまり「通信カラオケの権利+録音権」をJASRAC管理にするか、「通信カラオケの権利+演奏権」をJASRACの管理にする必要があるということです。
※ここでいうカラオケというのは「業務用通信カラオケ」のことです。
ボカロP:
なるほど。でもJASRACじゃなきゃだめなんですか? イーライセンスに預けたらどうなるんですか?
D U E:
はい、現状では、「業務用通信カラオケでの楽曲使用の対価を(フルフルで)得るにはJASRACに信託する必要がある」と考えた方がよいでしょう。
簡単に理由を言えば、カラオケの印税の仕組みは「配信会社からの印税」と「カラオケ店舗からの印税」の「二重」になっていて、「カラオケ店舗からの印税」を得るためには、JASRACに「演奏権」が信託されていなければ、事実上、難しいからです。
※「演奏権」印税の徴収を行ってもらうには「演奏権をJASRACに信託する必要がある」と、現状では考えていいと思います。
(以前書いた表現を少し変更しました。細かいことですがこの表現の方がより正確だと思います。)
point!:業務用通信カラオケの印税を得るためには楽曲の「録音権か演奏権」および「通信カラオケの権利」をJASRACに信託する必要がある。
ボカロP:
よくわかりました。でも「業務用通信カラオケ」でないカラオケってどういうものがあるんですか?
D U E:
たとえば第一興商(DAM)の「DAMとも」とか、エクシング(JOYSOUND)の「JOYSOUND DX」や「うたスキ」などは、インターネットを使ったサービスです。
なのでこれらのサービスで曲を配信してもらうためには、先ほどの支分権をJASRACに管理させるだけでなく、原則的には「配信権」をJASRACやイーライセンスなどに預ける必要があります。
point!:最近はインターネットを使用した「新しいタイプ」のカラオケがでてきており、それらに曲を提供して印税をもらうには「配信権」をJASRACなどの管理団体に預ける必要がある。
ボカロP:
わかりました。じゃあ、業務用通信カラオケに配信してもらうためには「カラオケ会社系列の音楽出版社」に曲を預けた方が良いんですか?
D U E:
それについては「まったく関係ありません」と答えておきましょう。
その曲がカラオケに入るかどうかは、その曲の人気やクオリティー、そしてその曲を管理している音楽出版社の営業力によってきます。
音楽出版社の営業力には「その音楽出版社がどれくらい良い曲をたくさん持っているか」も大きく関わってきます。
良い曲をたくさん管理している音楽出版社はそれだけ大きな影響力を音楽業界に与えることができるからです。
point!:カラオケに流したいからといって、カラオケ配信社系の音楽出版社に曲を預ける必要はない。信頼があって営業力のある音楽出版社であればむしろDAMにもJOYSOUNDにも両方ともに営業をかけてくれるはず。
補足:
JASRACに曲を預けなくてもカラオケで曲を流すことができる!
D U E:
業務用通信カラオケではありませんが、「カラオケの鉄人」に設置された「店舗サーバ」から配信されるカラオケであれば、JASRACに楽曲を管理させなくてもカラオケ配信を行うことができ、しかも対価も得ることができます。(それでも楽曲の「演奏使用料」はやはりJASRACに上記の権利を信託していないともらえませんが
ボカロP:
え、そうなんですか?
D U E:
はい、DUEではドワンゴで着うたを配信された方、および、「V love 25」に楽曲を収録をさせていただいたボカロPさんには「カラオケの鉄人」でのカラオケ配信のご連絡もさせていただいています。くわしくはその際に♪
point!:店舗サーバーを有するカラオケ店舗の場合、楽曲をJASRACに信託することなしに印税をもらうことができる!
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