「カラオケの鉄人」との取組みに関しまして

現在、関東地方では「ボカロ楽曲に強いカラオケ店舗」として浸透している「カラオケの鉄人」（ 運営＝株式会社 鉄人化計画 ）ですが、今回はこの「カラオケの鉄人」との取組みに関しまして書きたいと思います。

「カラオケの鉄人」に行かれたことがある方々は、現在各部屋に常備されている「ボカロうた本」をご覧になったことがあると思います。

その「ボカロうた本」の最初のカラーページ群のあとの白黒ページのトップに「音楽原盤や動画に対しても印税を返せる仕組みをつくりました」という内容の記事が、株式会社鉄人化計画と株式会社ドワンゴ・ユーザーエンタテインメント連名で書かれているのをご存知でしょうか？

尚、この「浜町音楽ギルド」の母体は株式会社ドワンゴ・ユーザーエンタテインメント（以下「ＤＵＥ」）です。

この「ボカロうた本」記載の文章にもある通り、現在、株式会社ドワンゴ・ユーザーエンタテインメント経由で「カラオケの鉄人」に提供させていただいている「音楽原盤」および「動画」に関しましては、その再生数（お客様がカラオケを選曲していただいた回数）に応じて、株式会社 鉄人化計画（以下「鉄人化計画」）さまからＤＵＥへ「音楽原盤および動画使用印税」がお支払われております。

そしていただいた「音楽原盤および動画使用印税」をＤＵＥからボカロＰさん、および絵師さんや動画師さんに支払わせていただいております。（これを「再分配」と呼んでいます）

これまで、ビジネスの仕組み上、絵師さんや動画師さんに印税を返すことが難しかったカラオケですが、このような取り組みを少しずつ構築してきています。

以前ニコニコ生放送で行った「音楽著作権および音楽隣接権講座（中級編）」にも鉄人化計画の日野社長様にご出席いただき、このような取り組みについてもお話をいただきました。

日野社長様のお話を説明した記事をアップしてありますので、こちらもご覧になってください。

これからも微力ながら、インターネットでご活躍されているクリエイターの皆様にお役に立てる施策を行っていきたいと考えております。


（文責：浜町音楽ギルド「にへどん」）