yasuさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
または私はいかにしてエグゾーストキャノンに取り憑かれ流体機械を愛するようになったか
皆様はじめまして、薬理凶室にて物理・工作を担当しております yasu と申します。
工作の中でも特に、空気や水などいわゆる「流体」を扱う「流体機械」の開発をライフワークとし、
高圧放水銃、
卓上真空蒸留装置、
超音波熱燗装置、
核融合炉第一壁模擬伝熱流動試験装置、
スイカ割り専用パイルバンカー、
おでん屋台
など、実用性があったりなかったりする機械を日夜自宅で開発しております。
さて、yasuという男を語るにあたり、避けては通れぬ流体機械があります。
それが
「エグゾーストキャノン」
という機械です。
何を隠そう、私が 流体機械の開発に傾倒する最大のきっかけはこのエグゾーストキャノン であり、 もはや呪いとも言えるその魅力 に取り憑かれ、人生がえらいことになり、今日、こうしてブロマガ記事を書くに至っております。
なので、私yasuの自己紹介とは、必然的にエグゾーストキャノンとセットに行われていくことになります。
◆◇◆そもそもエグゾーストキャノンって何?◆◇◆
まずは全ての元凶たるこの機械について説明せねばなりません。
エグゾーストキャノンの初出は、2007年、三才ブックスより出版された「図解 アリエナイ理科ノ工作」になります。
最初に紹介されているのにも関わらず、最高といって良いほどの製作難易度の高さで衝撃のデビューを飾ったこの装置は、同書の著者POKA氏によって考案、開発されたものです。
エグゾーストキャノンを一言で表せば、「ドラえもんの空気砲」です。
内部に圧縮空気を蓄積、これを衝撃波と共に瞬間的に排気(Exhaust)し、眼前のオブジェクトを爆音とともに薙ぎ払う。
そのイカれた名前にふさわしい強力な物理現象をやすやすと生み出す、極めてエキサイティングな機械です。
そのパワーがいかほどのものかは、次の動画を見て頂ければ明らかでしょう。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm22161680
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薬理凶室の送る、科学で解決するブロマガ!!
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普段は見られない側面、ただの流行のアレも見方を変えれば・・・というアレソレ
ズズ、ズイーっと、深淵へご案内!
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そのような背景がお有りでしたか…本当に大変でしたね。また書籍を手にして頂きありがとうございます。
自分が工作を通して伝えたいことの一つに、工作そして工学・科学の力があります。
弱い一人の人間が知恵を絞り、手と足を動かすことで、日常では目にすることのできないような圧倒的な現象を自由自在に生み出せる。その力の前に、ただの人間など及ぶわけもないのです。(その可能性を一発で理解させてくれたのがエグゾーストキャノンであるわけです)
そしてこれは科学・工学にとどまらず、どんな分野においても言えることです。先人の知恵を学び、それを発展させ、自分しか知らない世界を探究する。この営みほど尊いものはありません。そんなモチベーションでもって、大きなスケールでなにかに打ち込んでいければ楽しいのかなと思います。
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