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【大きなカブ】三歳児になって学ぶロシア語:亜留間次郎
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【大きなカブ】三歳児になって学ぶロシア語:亜留間次郎

2024-11-07 05:00
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ロシア語を学ぶのに最適な民話が「大きなカブ」です
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どうも、薬理凶室のケダモノ、亜留間次郎です。

もし、小さなうちから子どもに外国語を習わせるなら、絵本の読み聞かせからはじめましょう。
いきなり単語や文法の暗記から始めると小さい子供ほど駄目になります。

大人が初めて学ぶ時でも同じかもしれません。
今日は三歳児になってロシア語を学ぶお話です。

皆さんは「大きなカブ」という絵本をご存じでしょうか?
「それでもカブは抜けません」と、みんなで頑張って大きなカブを抜く話ですね。

実はこれ、もともとはロシアの民話で、原題は「Репка(リェプカ)」。
訳すとタダのカブになります。
「大きな」と付いているのは本文に出てくる「大きな大きなカブ」からの意訳です。
この民話には7つのキャラクターが登場します。

●登場キャラクター
Репка  カブ 
дедка  お爺さん
бабак  お婆さん
внучка 孫娘
жучка  犬
кошка  猫
мышка  ネズミ

全員でやっとカブが抜ける短いお話ですが、子どもにわかりやすい、というだけでなく、

ロシア語を勉強する人達が真っ先に挫折する複雑な単語変化、
それを学ぶのに、この民話の独特な言い回しが、教材として最適だと言えるのです。

三歳児が学ぶのにちょうどよく、だからこそ、幼児並のロシア語能力しか無い初等学習者に向いています。

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  • 2024/12/09
    【後編】遺産相続の揉め事を小説のネタにした話:亜留間次郎
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かこつです。ロシア語についてあまり知識なかったのですが、名詞でも12種類の変化ってほんと大変そう…。大きなカブならば、日本人にとっても身近な絵本ですし、とっかかりやすそうですね。

No.1 4週間前

1年ほど学んだ別の言語で、小学生が学習に使うような本を現地で買ったのですが、読み切れなかったことを思い出しました。次は絵本を読んでみます。

No.2 3週間前
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