ある小学生女の子の感動秘話。

女の子は

吹奏楽でテナーサックスをしており

楽団で海外遠征に行くことになった。

楽団の子供達は
お揃いの服にお揃いの帽子で全体演奏。

ところが、、、

本番直前に1人だけ帽子を
かぶっていない女の子がいた。
ひとりだけ帽子をかぶっていないので
非常に目立っていた。

皆の前で、親御さんの前で
先生がこっぴどく怒っている。

女の子は涙目だが一切いいわけはしない。

その子のお母さんは驚いた。

確実に帽子は持って出たはずだから。。

そのお母さんは周りの親御さんに
後ろ指刺されながらコソコソ責め立てられている。

しかし、お母さんは凛としていた。

我が子を信じていたからだ。

きっと何かあったのだろうと。。

楽屋に行ってみたら女の子は涙を浮かべながら
ポツンとひとりでいた。

お母さんは我が子を呼び出して

「帽子は忘れてないよね?」と問いかけた。

女の子は
「◯◯ちゃんが帽子を忘れたみたいでとられてしまった」と。。

お母さんは
「なぜ先生に言わないの❓ママが先生に言ってあげる」
「帽子の裏には名前が書いてあるでしょ」

女の子は言った。
「世界中でママだけが知ってくれていたらいい」

いざ、本番

周りの親御さんたちは女の子とそのお母さんに
指を刺して軽蔑をしているようす。

お母さんは自分の娘だけを見ていた。

女の子はそんな周りの冷たい視線を浴びながらも
演奏をやりきった。

女の子の目は涙目になっていた。

そんな我が子を涙を浮かべながら
大きな拍手を送るお母さん。

【女の子もお母さんも
よく頑張ったね❗️】

すべての楽曲が終わって帽子をとった女の子が
帽子をとられた女の子に
小さな声で「ごめんね」と謝ってきた。

女の子はお母さんに言った。

「だからもういいの、お母さん怒らないでね」

今、その子は一流の現場で一流の仕事をして
頑張っているようです。

僕の財産は、こんな素敵な方たちが近くにいることです。

自分も頑張らなきゃと思える人。

そんな素敵な出逢いがあるかないかで
人生が大きく変わる。

そんな社会にしていきたい