日曜の朝から気分が重くなる番組といえば?
そう、TBSサイテーモーニングです。
ここまで突き抜けた偏向番組って逆に清々しい気もします。

新年一発目の特集は群衆と戦後70年。
ギュスターヴ・ル・ボンという人の書いた群集心理という本があります。
これを取り上げてあーだこーだとやっていたわけですよ。

この番組を見ての僕の感想なんですけど、
これがTBSの心の声なのかなっていう気がしましたね。

つまりこれまでのサイテーモーニングの論調から考えると、
安倍政権に対しては完全に反対なんですね。
だけど直接どうのこうのというと偏向だと言われます。
だから間接的に反安倍に誘導したいというのが本心ではないでしょうか。

時間をかけてヒトラーがなぜ支持されたのかというのを報じていました。
新年一発目というとやはり制作側が重要だと考えているものを持ってくると思うんです。
それが今回の特集だったと。

群衆は断言や反復に弱い
というところでヒトラーが出てくるわけですけど、
それってマスコミがいつもやってること
じゃないですかね?
群衆の精神に、思想や信念−例えば、近代の社会理念のような−
を沁みこませる場合、指導者たちの用いる方法は、種々様々である。
指導者たちは、主として、次の三つの手段にたよる。
すなわち、断言と反復と感染である。
これらの作用は、かなり緩慢ではあるが、その効果には、永続性がある。
これひとつ例を挙げてみましょう。

例えば8%に消費税が上がりますというときの報道を思い出してください。
あの時賛成している一流のエコノミストとか一流の学者さんとかたくさんいましたよね。
皆んな断言していましたよね。

たいして影響でないですよ。すぐ回復しますよと。

それを何度も何度もテレビ新聞で見ました。
そうして広がった結果、国民の中でも増税やむなし
みたいな雰囲気になっていったじゃないですか。
結果どうなったかといえば色々な要因はあるにせよ
みなさんご存知の通りですね。

コメンテーターの一人がこんなことを言っていました。
おかしいものには同調ではなく声を上げることが必要ではないかと。

それはその通りです。
おかしいものにはおかしいという必要があります。
だからサイテーモーニングはおかしい
という必要があるんですね。

みなさん、テレビに騙されてはいけませんよ

テレビは国民の味方のふりをしていますけど、彼らも企業です。
公平中立?あのコメンテーターの選び方おかしいでしょう。
サソリオールスターズみたいになってるじゃないですか。

マスコミの同調圧力こそ、国民は警戒する必要があります。
サイテーモーニング。今年も「喝!」がたくさんつきそうですね。


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( KAZUYA )


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■編集後記■

実は私は割りとこのサンデーモーニングを見てます。
とはいえ、張本氏のスポーツコーナーがとてもまとまってて
好きでその部分だけですが。

その他はどうかっていうと、本当に最低なんですよ、これが。

語るほどでもないので辞めますが、ああいうのを見ていたら
頭がおかしくなります。

いい大人はいい情報を脳に入れていかないといけません。
自分に都合が悪い情報であっても事実だったり
それなりの根拠がある話なら耳を傾けてもいいのですが、
わざわざ自分のテンションを下げる必要はないですね。

今年もいい情報を入れて良い一年を作っていきましょう。

( 和 田 )