イスラム国と一口にいってもいろいろな呼び方がありますよね。
日本ではイスラム国と言われることが多いと思いますが、他にもISISとかISILとかもよく聞きます。
SとLの違いはなんなの?って思いますよね。
そもそもこのイスラム国というのは国家ではなく過激派組織です。
国といっていますけど、国家としてどこも承認していないんですよね。
勘違いしてはいけない点として、彼らはイスラム教諸国を代表するものでもなんでもありません。
周辺のイスラム教諸国含め世界中からは非難されています。
さてこの呼び方の違いはなんなのかという話です。
まずイスラム国って呼び方なんですけど、この過激派たちが自称している名前ですね。
誰からも認められてませんが、去年国家の樹立宣言を勝手にやってこの名前になりました。
islamic stateを略してISと呼ばれたりもします。
isilとかisisというのはその前からあったの名前なんですよね。
どちらもアラビア語を英語に訳したものなので、解釈の違いが出てくることから名前が複数になっています。
ISISはイラクとシャムのイスラム国(islamic state in iraq and al-sham)と英語で書いて省略した結果、ISISになると。ISISってイシスって読めるじゃないですか。
イシスってエジプト神話の女神ですしなんとなくゴロがいいですよね。
先ほど解釈の違いと言いましたが、シャムというのが曲者なんですね。
英訳する場合解釈によってそれをシリアと捉えたり、レバントと呼ばれる地域を指したりします。
レバントと解釈するとイラクとレバントのイスラム国(islamic state in iraq and the levant)になりますよね。これを略すとISILとなります。
僕も使っちゃってるんですけど、イスラム国っていう名称は将来的に良くないのかもしれませんね。
日本のマスコミもイスラム国という名称を使うじゃないですか。
でもこれってイスラム教全体のイメージが損なわれるんじゃないかという指摘もあるわけです。
先日会見をやった後藤さんの母親も勘違いしている節がありましたよね。
名称について何かいいアイデアがあったらコメント欄で教えて欲しいです。
これからもニュースでイスラム国とかISIS、ISILといった単語を目にすることが多いでしょう。
どれが正解というわけでなく同じ過激派組織を指しているということで理解しておけばいいのかなと思います。
クソコラ動画って流行っていますね。
弊社ではThe Standard Journalというニコ生もやっているのですが、
そこの奥山真司さんあてに意見が秀逸だったので
ここでも紹介させてもらいます。
クソコラの連中は、自分達が不謹慎で悪ふざけで不快で歪んだ狂った連中であることを自覚しているために「糞」と名乗っている。
その反対に風刺画の連中は、自分達が「ジャーナリズム」であり「表現の自由の旗手」であり「正義」であると錯覚している。
ゆえにクソコラの連中は「正常」であり、風刺画の連中は「狂人」である。
以上です。