自称イスラム国が公開した動画によると、拘束されていた湯川遥菜さんを殺害したということです。


僕も動画を見ましたが、これだけでは判断しにくいところがあります。
ただ菅官房長官は殺害を否定する根拠は見いだせないと述べていました。
おそらくなんらかの情報を掴んでいるのでしょう。

「イスラム国」とみられる過激派組織に拘束された湯川遥菜さん(42)と後藤健二さん(47)のうち、湯川さんとみられる1人が殺害された写真がインターネット上に配信されたことに対し、安倍晋三首相は25日午前1時すぎ、許しがたい暴挙であり、断固として非難するとの声明を発表した。
そのうえで後藤さんを直ちに解放するよう強く要求すると語った。

一方、犯行グループは身代金要求を取り下げ、後藤さん解放の条件として、
ヨルダンで収監されている女性の死刑囚の釈放を要求した。

安倍首相は、声明を読み上げ、その中で「(湯川さんの)ご家族のご心痛は察するに余りあり、
言葉もありません」と述べた。
(中略)そのうえで「日本政府としては引き続きテロに屈することなく、国際社会とともに世界の平和と安定に積極的に貢献していく。今後も邦人の解放に向けて政府をあげて取り組んでいく」と述べた。


自己
責任だとか、いや、そうじゃないとか色々な考えがあると思います。
現在も後藤さんは拘束されています(1月25日の時点)。
早期開放というのは当たり前なんですけど、相手はキチガイです。
おそらくですけど、今後後藤さん開放に向けて具体案を持っている人っていないと思うんですよ。
申し訳ないんですが僕も正直全然わかりません。ただ今後のことは考えなければいけませんよね。

今日本ってやり逃げされてるわけですよ。日本のスタイルは憲法に書いてありますよね。
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

あのさぁ、キチガイには公正も信義もないんですよ。
日本の憲法だとやられないという前提に立ってるじゃないですか。
でも今回の事件もそうですけどそんなこと嘘ってはっきりわかるでしょう。

この前も言いましたけど日本はカードがないんです。だから怖くありません。
結果いつまでもやり逃げされます。せめていざというとき報復するぞというカードは持つべきでしょう。
もちろん本当にやるかはケースバイケースですよ。
もちろん報復できるようになったら何もなくなるかって言ったらそんなことはないでしょう。
ただいざという時のカードを日本が持つことになります。

受動的から能動的に切り替える。
受動的になれば環境に左右されるのは当然の話です。
日本っていっつもアメリカの顔ばっかり窺ってるでしょ。これではいけませんよ。
日本は日本として主体性を持って動いていくことが求められているのではないでしょうか。
そうしなければ湯川さんも浮かばれないと思うんです。

湯川さんとみられる殺害画像を投稿、安倍首相「許しがたい暴挙」 ロイター2015年1月25日 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0KX0M120150124


( KAZUYA )







■編集後記■

石原慎太郎が

「一発や二発日本は北朝鮮からのミサイルが 当たらない限り目が覚めない。」

と発言し不謹慎だと問題になった。 これは本当にバカな話だと思う。


「不謹慎」というセリフが国内を覆って 議論ができない国家になってしまっている。

最悪の事態に備え最善を尽くすのがリーダーである。

「不謹慎」議論がでてくると話が進まないのだ。


( 和 田 )