GWの遠征は5月6日の広島講演を最後に行きました。
さて、ベラルーシである法案が成立したとのことですが、これどう思いますか?
半年間職に就かず納税していない国民に罰金を科す新法案が、旧ソ連のベラルーシでこのほど成立したが、国際的に大批判を浴びている。
いわゆる「ニート罰金法」で「健康な国民の就労を促し、国家支出の財源作りへの参加を義務付ける憲法の尊重を強調する」のが狙い。罰金は約3万円、支払わなければ拘束され、地域のボランティアをさせられる。未成年や障害者、学生、55歳以上の女性、60歳以上の男性は除かれる。(中略)だが、ベラルーシのニート罰金法には「逆効果だ」「旧東ドイツをほうふつとさせる奴隷制度だ」などの声が上がり、国際人権連盟はベラルーシ政府に対し「人権上問題がある。即刻、法令と強制労働の廃止を求める」との声明を発表した。
ベラルーシの「ニート罰金法」が国際社会から大批判浴びる理由2015年5月2日 東スポWeb
これは確かに賛否両論あるでしょうね。
特に今動画をご覧の皆さんの中には猛烈に反発している人がいるかもしれない。
日本にもNO業を営んでいる方って多いじゃないですか。NO業ね。
何か行動を始める前の準備期間としての無職という人もいます。
だから単純に罰則化したらいいというわけでもないと思うんですよ。
記事を見るとこれについて国際的に大批判とあります。
ただ理解できる所もありますよね。
ニートっていうのは働く意志すらない人のことです。
ただひたすら親の金に寄生して生きるっていうことはよくないと思うんですよね。
ていうか逆につらくないですか?自分が死ぬ時のことを想像してみましょう。
親の金に寄生して、人生で最も打ち込んだことといえばキーボードくらいのもの。
あぁいい人生だったなって思いますか?
やらない理由はいくらでも出てきます。
社会が悪い。政治が悪い。新井が悪い。安倍が悪いなどなど。
確かに仕事がないというじゃないですか。
あっても確かに厳しい仕事は多いですよ。
そうした環境整備は必要でしょう。
ただね、能力もやる気もないのに好条件を求めすぎじゃないかとも思うんです。
ないなら自分で作り出すしかありません。
自分が経営者だったらと考えてみましょう。
会社を維持発展させていく必要があるわけですよ。
その状態で今の自分を採用しますか?
重ねて言いますけど、労働環境の整備は必要だと思います。
しかし日本の豊かさゆえに甘えの要素がかなりあるのではないでしょうか。
「ニート罰金法」の是非って難しい話ですよね。
仕事は罰だというキリスト教的考え方では、
誰もが罰を分け合うべきというわけでしょうか。
世界全体が裕福になって働かなくてもいい人が増えていく
時代になっていっています。
国家としてはニートは、納税しないだけでなく、
親の保護がなくなると、
いずれは犯罪予備軍になることを恐れているんでしょうね。
世の中仕事をすることが楽しくてしょうがない人って少数だと思います。
普通の人は一日10時間くらいは仕事に
時間をあてざるをえないもんだから
どうせやるなら多少でも面白いものにシフトしていく
しかないなって自分の場合は思っていました。
可能であればずっと怠けていたいとも思いますが、
一度怠けると抜け出せそうもないですし、
そもそも金銭的に長続きしないのでその選択肢はありません。
選択肢がある人はある意味幸せです。
問題は一度怠けた人が戻ってこれるかですね。
( 和 田 )
コメント
コメントを書くおれがニートだったとして、もし罰金支払い命令および拘束を受ける立場になったら迷わず自殺する。
人によっては他人も巻き込んで死ぬんだろうなとすら思う。