近年は道徳とか、精神性についてよく言われますよね。
今年はつまようじ少年、ドローン少年。良くない意味で世間を騒がせる少年たちもいます。
もちろん一定数のアレな人ってどの時代にもいるんですよ。これはもはやどうにもなりません。
しかし社会全体としてしっかりとした教育を行っていかなければ、もっとこうした子たちが増えていくかもしれない。
特に初等教育って大事ですよね。
小さいころからしっかりとした教育を行っていくことによって、基礎を作るわけです。
僕は先日広島に行ったんですけど、広島と言ったらなんですか?そう、松田さんですね。
松田さんは広島で素読教室をやっていて、最近では東京とか大阪とか広島以外でも展開しています。
素読教室見ているとやっぱり子供ってすごいわと思います。
素読教室については過去の動画で取り上げたので、そちらをご覧ください。
素読教室すごいわと感じて幼稚園で取り入れているところもあるんですね。
それが広島の安芸みのる幼稚園さんです。
ここに松田さんが出講しているわけです。これは面白そうだと思って見てきました。
今回松田さんと荻村さんと行ってきたんですけど、もう園児たちの元気な挨拶がいいですよね。
こちらでは挨拶を徹底しているといいます。
入園すると年少、年中、年長と進むわけじゃないですか。
やはりね、年を経るごとにすごい成長だなというのを感じます。
論より証拠でこちらを見てください。
年少ですね。この子たちが翌年どうなっているのか、
次は年中組を見ていただきましょう。
一年でこの成長。どうですか奥さん。すごくないですか。
ではさらにすごい年長さんを見ていただきましょう。
年長にもなるとみんな姿勢がいいですよね。
そしてありがとうございますという挨拶。礼儀。
松田さんの授業は歌なんかも交えて子供に親しみやすくなっています。
僕は自分の子供が生まれたら受けさせたい教育の姿でしたね。
そんな松田さんの素読教室なんですけど、5月31日、日曜日に青森でありました。
松田さんは青森でも幼稚園で教えているんですけど、この回は一般向けの素読教室もやりました。
僕は青森行ったことがなかったんですよ。
今回いい機会となりました。
素読って実に重要だと思いますね。
意味がわからなくても音読するってことですね。
素読は意味がわからなくても読んでいるうちに、
血肉化されていく感じです。
英語の同時通訳の第一人者、國弘正雄(故人)は、
英語上達の秘訣を「只管朗読」という言葉を使っていました。
とにかく、意味わからずとも音読し続けると
英語力が上がるというノウハウです。
意味がわかればもうわかったつもりになって
読まない人っていますよね。
音読なんて無駄だと。意味のないことはやりくない。
「先生、その理由を教えて下さい」ってなことで、
意味なくやらされることに反感を持つ時代ですが、
だまってやれ。
いや、声を出してやれ!ってことです。
情報過多で、じっくり落ち着かない時代に
素読こそまさに見落とされていた学習方法かと思います。
※國弘正雄氏はサヨクなのでその考え方は好きじゃなかったです。
※國弘氏は、ただただ何も考えず意味を求めず座禅する
「只管打坐」をもじって「只管朗読」と造語しています。
( 和 田 )
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