競輪評論家の方々は多くいらっしゃいますが、中々はっきりとものをいう方は少ないと思います。
今回のウッチープラネットは是非、皆さんに読んでいただいて色々感じて戴きたいと思います。
「きちんと批評する」
これがあってこそ健全に競輪が発展すると思います。
不意をついて撮った内林氏の写真です。
10月に入りいよいよグランプリが近づいて来ました。
賞金争いでの出場を目指す圏内の選手は日々プレッシャーの掛かるレースが続きます。選手個々の考え方も色々あり、とにかくタイトルを獲って出場しないと意味が無いと考えている選手と、賞金を少しでも積み上げてと考える選手とのレースの運び方は違ってきます。
最近ではタイトルを重んじる選手よりもグランプリ出場を目指す選手の方が増えてきたと感じます。その要因は競輪界が各施行者それぞれに競輪の決まったルールに従って運営していると事が大きいと思います。
一枚岩では無いと言う事です。
各施行者にとっては近隣の競輪場は一番のライバルです。ファンの方から見れば同地区や近隣競輪場はお互い協力をしていると感じておられますが、そうではないのです。
勿論、協力する事はお互いのためにはやっている部分もあります。しかしながら、ほぼ全ての競輪場が決まったルールに従って独自に競輪を運営しているのであります。
ゆえに今年のグランプリの開催競輪場の岸和田も独自にグランプリに取り組み、独自の路線を打ち立てています。
特の今年は首都圏以外での初めてのグランプリです。意気込みも相当でしょう。そしてSS11問題も岸和田に有利に決着し、展開も最高の形です。
これはあくまで出場選手の事に限りですが。
SS11の選手達が自粛期間に岸和田を地元とする稲川が宇都宮での高松宮記念杯で優勝し出場資格を獲得しました。
仮に、SS11騒動が無ければ稲川の番手回りはなく、また準決勝も厳しい戦いを強いられたでしょ