2015年を締めくくる大一番は、浅井康太選手の素晴らしいセンスの発揮で一着ゴール!

来年からは1番車のユニホームを着ることが決定しました。

神がかり的な好判断からの鋭い差し脚は浅井選手の持ち味です。

来年も自力自在で優勝してほしいと思います。

浅井選手の手足の爪はゴールドに塗られていました。

優勝!優勝!と気合が入っていたようです。

グローブもGP特製でした!

ダッグアウトから

10レース

●ゴール前伸びて1着の山内卓也

「別線なんで、そこは割り切っていました。ああなったら、もうしょうがないですね。最後は上手く動けたと思います。ゴールするまでわからなかったから、もう緊張しました。(今年は)優勝がなかったので、嬉しいです! お客さんも多し、今日は燃えました!!

●原田研太朗と叩き合い制し、2着の竹内雄作

「あー、悔しい! 出来たら優勝したかったけど、出来てないのが今の力です。卓也さんが獲ってくれてよかった。でも、悔しい。また来年頑張ります!」

3着の松浦悠士

「脚が違いましたね。研太朗さんから離れてしまいました。あれをついていけてれば、あったかもしれないけど。調子がよかったから、上でどれだけ戦えるかと思っていたけど、まだまだですね。また頑張ります」

11レース

●優勝の浅井康太
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「今年はGIを獲れてなかったし、今回は本当に夢のようですね。親父が競輪のいちファンだったんですけど、親父が競輪を教えてくれて、自分が幼稚園の頃から競輪選手を夢みて、それで、8年前に親父がなくなって、そこから自分が頑張らないとって思ってきたので、その気持ちがこみ上げてきました。稲垣さんのラインの後ろからと思っていたけど、2周前から武田さんと稲垣さんと脚を使う状態になったので、自分も脚を使うのをやめて、関東ラインの後ろからになりました。武田さんが出て行くタイミングで内をしゃくろうと思ったけど、武田さんが思っていたより遅かったけど、そのタイミングでは内しか見てなかったですね。内にいった時に少しバック踏んだけど、なんとか抜けました。SSの時から毎回緊張感はもって走っているので、その気持ちを忘れずに1番車として走りたいと思います。グランプリは特別なレースだと思って走っているので、その中で勝てたのはすごく嬉しいです。今回、優勝出来たのはファンの皆様、地元の練習グループ、先輩方のおかげだと思っています。この気持ちを忘れずにしっかり走りたいと思います。また、応援よろしくお願いします」

2着の新田祐大

「ちょっと早いレースだったけど、ベテランの山崎さんのアドバイスが的確で、あとは自分の思ったところで行くっていう感じでした。ちょっと力み過ぎましたね。苦しいレースでした。やはりこの舞台は、走る前からすごい緊張感とか普段では感じることは出来ないプレッシャーもあったので、ドキドキ、ワクワクして、どれだけ力を出せるか楽しみだったので、それをレースでぶつけられたのでよかったです」

3着の平原康多

「優勝を獲りにいったけど、獲れなかったのは力及ばずです。ちょっと自分で行くまでのタイミングが難しかったですね。村上さんの番手捲りのその上なんで、苦しかったです。でも、力を出し切っての3着なんで、納得しています」

4着の園田匠

「脚に余裕があったから逆に前を見ちゃいましたね。そのへんの判断がまだまだでしたけど、脚力では負けてなかったと思います。この舞台はすごく楽しかったです! またもう1回出たいですね。その時はもっと力を出し切れるように。今は悔しいです」

5着の村上義弘

「稲垣のやる気も感じたし、武田さんの気迫もすごかったし、平原も強かったですね。自分たちのやることをしっかり出来たと思います。稲垣と一緒にグランプリを走って、なんか興奮しましたね! やはり、この場で走ったこと、経験っていうのは、若い世代につながると思うし、つなげていかないといけないしね。稲垣もいつまでも若くないですからね。それでも、一緒に走っていると若い時の気持ちを思い出して、興奮しましたね」

6着の山崎芳仁

「あの展開ならしょうがないです。新田は惜しかったですね。ホームでつききったとしても、いいところ34着だったかも。かなり早かったですね。あれで9番手はきつい。でも、そこは任せた結果なので。自分の力不足です、すみません」

7着の神山雄一郎

「平原が行った時に口が空いた分、きつかったですね。また、来年頑張ります」

8着の武田豊樹

「平原君と神山さんが活きるようにって思って走ったけど、力不足かな。あそこを捲りきっていたら、平原君ももっと楽に行けてたと思うけど、でも、平原君のコースはつくったし、平原君はいいスピードでいってましたね。稲垣君は、僕が踏んでも辞める気配は一向になかったし、あそこ先行争いは簡単ですけど、後ろ2人を引き出すのも先頭の役割なので、あのへんは冷静なつもりで走ったつもりです。稲垣君は全然ゆるめなかったし、すごい練習量だと思いました。僕が行けなかったとしても、その次に平原君の自力がありますから、そこが強みのレースだと思っていたんですけど、やはりグランプリは特別だし、その後ろはもっと脚がたまっていたのかな。やっぱり村上君の壁は高かったですね。でも、ラインのチャンスは作れたと思う。また関東で頑張ります」

9着の稲垣裕之

「この舞台で先行を出来たことは自分の収穫です。村上さんか自分のどちらかが優勝出来る走りが出来たらよかったんですけど。強い武田さんを叩いて主導権を取れたことは今後につなげたいです」