単騎で見事な読みとレース運びで熊本の野口大誠選手がヤンググランプリ2015を優勝しました。
おめでとうございます!
とにかく、レースは渡邉雄太と元砂勇が先行バトルをし、それを野原が捲る展開になり、更に野口が追い込んだという展開でしたが、追い込んでくるときの脚は見事でしたね。
勝ちますと言って勝てないが競輪ですが、それを打ち破って優勝した野口大誠選手には拍手を送りたいです。
9番 野口大誠選手
残り2周
さて、明日はいよいよKEIRINグランプリ2015。
2015年の締めくくりのレースです。
大きなお年玉をゲットしましょう!
ダッグアウトから
■8レース
●捲って1着の天田裕輝
「一回、切る状態になるかと思ったけど、小松崎(大地)さんが引いてくれたので、いい展開になりました。あの位置が取れたことが全てですね。その後もいつ来るかわからないから、気をつけていましたね。調子はもう大丈夫です。日に日によくなっているし、決勝も頑張ります」
●3着に佐藤悦夫
「天田君が捲ってくれたおかげですね。自分の感触もいいです。前は抜けてないけど、捲りのスピードにあれだけ迫れたので」
■9レース
●捲った原田研太朗が1着
「打鐘まではよかったけど、その後が口空いちゃって反省点です。連日、積極的にいけているのはいいけど、レース運びはまだまだですね。明日は来年につながるレースをしたいですね」
●高橋交わして2着の吉村和之
「和也が強かったですね。出てからが強かったですね。原田(研太朗)が来た時に、これは4、5着のパターンかと思ったけど、原田が1人だったのは意外でした」
●先行した高橋和也が3着に残った
「まさか残れると思いませんでした。ここで行かないといけないと思って、行きました。この展開で残れたのは大きいです」
■10レース
●捲り追い込んだ1着の竹内雄作
「あの展開は想定内でしたね。自分ではかかている感じはなかったんですけど、行けたのでよかったです」
●2着に竹内マークの山内卓也
「きっちりついていけましたね。もっと自分に余裕があったら、いい配当の方をお客さんに提供出来るんですけどね(笑)」
●3着に松浦悠士
「友定(祐己)に申し訳ないことをしてしまいました。番手に粘ったのは咄嗟に判断でした」
■11レース
●優勝の野口大誠
「ゴールした時はホッとしましたね。今回は野原が脚的に1番だと思ったので、そこからと思っていました。集中して臨めたと思います。これだけの大きい舞台で、大きな歓声をもらえて嬉しかったです。大きいところで勝てないって、ずっと勝てないって言われていたので、よかったです。今年はここを目標にやってきたので、最後にいい年になりました。今日は捲り追い込みでしたけど、これからは九州を代表する先行選手になって、九州を盛り上げていきたいと思います!」
●2着の川口聖二
レース後に「悔しー!!! 中部の連覇を止めちゃって申し訳ない!!」とバンクで大絶叫した川口、「なんというか悔しいですね。名前通りになっちゃいましたね(苦笑)。もう、最後は、『キタ! キタ!! キター!!! えっ、9番がー』って、もう悔しいですっ!!!」
●3着の野原雅也
「捲りにいく時に躊躇しちゃいました。ちょっと中途半端でしたね。もっと自分で捲りにいくって決めていたら、もっと川口の前出れていたら、4コーナーからも交わせていたと思うし、周りの捲りを当てにしていた部分が反省点ですね」
●4着の谷口遼平
「杉森さんがもっていった時に、聖二は避けているんですけど、僕があそこで外に踏めればよかったんですけど、そうすれば大誠さんさんは来れてなかったから、僕と聖二でワンツー決められたと思うし…、悔しいですね…。なんというか申し訳ないです…」
●5着の栗山俊介
「元砂に任したので、これも勉強ですね。今日はもう先行基本って元砂が言ってくれたので、千切れないようにって思っていました。突っ張り切れたかなと思ったんですけどね。出られた後は自分で切り替えたりとか考えればよかったけど、難しいですね。来年も大きい舞台で走れるように頑張ります!」
●6着の杉森輝大
「叩き合いの展開になったので、難しかったですね。すぐに川口が来たし、苦しかったです」
●7着の日野博幸
「…ちょっと不甲斐なさ過ぎて……情けないですね…。レースに参加出来てなかったので、本当は自力で動きたかったけど、それが今回はできなかったので、ここからまた頑張ります! でも、野口君が優勝してくれたのでよかったですね!!」
●8着の渡邉雄太
「今日は反省するところが多かったです。また来年のヤンググランプリに出られるように頑張りたいですね。107期も強いので、出れるようにしたいです。あと、ダービーが出られるかもしれないので、出られた時は頑張りたいです!」
●9着の元砂勇雪
「2車でも関係なく、行く気でしたね。でも、自分が中団とか、もっと早めに渡邉君のことおいとったら、もっと待ってるつもりやったんですが、後ろからだったんで前しかなかったんで、もう行くことにしました。今期の終わりの方は決勝とかのれて1斑の点数とれるかなぐらいの感じやったんで、来年始まりからしっかり点数とって1斑しっかりとってGI走れるようにしたいです」