ブロマガ杯決勝は本日21:00~ 参照記事はこちら
ブロマガ杯ルールにも詳しい zeRo さんを解説にお迎えして生放送します。
ブロマガ杯準々決勝の1コマ。
BさんとAさんが1勝ずつで迎えた3回戦でした。
※既に1勝している人を権利者と呼びます
Bさんが現状6万点オーバーのトップ目
他3者は利害が一致するとはいえ、この点差を逆転するのは相当難しいか。
権利者以外が誰がを飛ばしてしまうと敗退確定ですから
残り数千点からでも飛ばずに、もつれることも珍しくありません。
そうこうしている内に、Aさんに大チャンス手が入りました。
Bさんから18000直激できれば、まだまだこの勝負はわからない。
あれ? 僕からアガっていいのかな? 確かにマンガンは
耐えられるけど、次局以降ツモアガリが出来なくなって厳しいのでは?
きっとAさんはこう思ったことでしょう。
しかしそんな心配は無用でした。な、なんと
ダブル役満出アガリ条件 を満たし、勝負は4回戦にもつれこみます。
これが勝利条件が明確な競技麻雀の
怖いところでもあり、また面白いところですよねー。
この半荘の牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2018071619gm-0009-11831-1f8f2609
参加者の方がブロマガ杯の自戦記を書いてくださいました。
Aさん(自分)、Cさん、Dさんが権利者で迎えた4回戦南3局です。
権利者以外がトップを狙える状況だと選択肢が増える
この半荘のトップ目は非権利者のBさんです。
トップENDが最高の結果ですが、Bさんのトップでも試合は継続するのです。
権利者Dさんのリーチ。しかしDさんはトップまで点差があります。
ここでマンガンクラスを放銃すると自身のトップは厳しくなるでしょう。
しかしその場合は、オーラスにラス確のアガリをするか
あるいはBさんのアガリをサポートできれば、勝負はまだわからないのです。
とはいえ、このイーシャンテンでは押しにくいですねー
権利者Cさんの親リーチが入りました。しかもCさんは
Dさんのリーチ前から役牌である白のトイツ落としをしています。
ぐぬぬ・・・ Cさんのアガリは非常にマズいです。むしろ
こうなったら、トップの遠いDさんに差し込みたいくらいではないでしょうか?
段位戦において御法度であるラス目への放銃も
勝利条件、システムが変われば、有効な手段ともなりえるのです。
座して待つのも選択肢の一つ、Dさんへの放銃も選択肢の一つ。
そのように考えられていたら、このアガリは拾えたかもしれませんね。
この半荘の牌譜
http://tenhou.net/0/?log=2018071621gm-0009-11831-753dd1a0
コメント
コメントを書く牌譜添削していただき、ありがとうございます。
Dさんへの放銃という選択肢に気づくことができず、大事な局面で押し返すことができませんでした。
「放銃してもよい」という視点の重要性がわかりました。
大変勉強になりました!