• このエントリーをはてなブックマークに追加
【コラム】何を求めて牌を握るのか?
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

【コラム】何を求めて牌を握るのか?

2022-02-17 14:00
    雀荘勤務時代の話です。
    立番でオーラスの卓を見ていた時のこと。

    三萬四萬五萬六萬七萬八萬三筒四筒七索八索九索白白中:麻雀王国 ドラ西

    ラス半をかけていたお客さんが
    4巡目に上の牌姿でテンパイした。

    2着目の東家とは11000点、3着目の南家とは
    6000点差、トップは望めないという点数状況だった。


    リーチツモで裏ドラが1枚のったとしても
    1000-2000では着順が変わらず4着のままである。

    とはいえこの牌姿では
    打点上昇する変化の種も乏しすぎる。

    そのお客さんは、やや悩んだ末に
    テンパイに取ってダマテンを選択した。

    まだ4巡目、このまま曲げてしまうくらいなら
    期待薄とはいえ、変化に期待した方がマシだろう―― と


    三萬四萬五萬六萬七萬八萬三筒四筒七索八索九索白白 ツモ五筒赤 ドラ西

    次巡のツモは望外の五筒赤だった。
    即リーチをかけて一発でこのツモだったなら・・・

    結果論とはいえ 4着→2着 の逆転逃し
    をしたことになる。そう思わずにはいられなかっただろう。

    苦悶の表情を浮かべ、結局そのお客さんは
    アガリを拒否して
    白のトイツ落としを選択することにした。

    客「
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    次回配信予定
    • 2024/11/03
      本日は雀王戦A2リーグ最終節
    • 2024/11/29
      田幸選手の話
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。