対面魚谷選手のリーチを受けた親番の高宮選手。
現物は豊富にあるが、どうするか?
高宮選手は無筋のを選択(牌図A)
ドラ受けがあり、役有り好形確定とはいえ
リャンシャンテンの牌姿、僕は絶対押さないのだが――
高宮選手といえば今シーズン
2月まではかなり手堅い選択をしていたと思う。
このシーンが代表的な例、これを迂回する人が
(牌図A)と同一人物だとはとても思えないだろう。
人間の心理傾向で、連続して心に
負荷がかかると、なんとなく疲労してしまうものだ。
ようやくイーシャンテンになったとはいえ3列目
ももも超危険牌ならば、常人は撤退を選びそう。
このプッシュは凄すぎますね。
押し要素としては、4着目の瑞原選手と
点差がかなり離れているということがありますが
残り2巡、ももも現物ではありません。
アガリはおろか、テンパイすら難しいこの手牌で――
尋常じゃない押しっぷりですね(汗
好走と暴走は紙一重と言いますが
これは完全に 暴走 扱い