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リンカーンはヴァンパイアハンターだったのです! の設定が話題となっている11月1日より公開の映画『リンカーン / 秘密の書』。面白そうな中二設定! とお思いの方も多いかと思いますが、ファンタジーだと決め付けるのは少々早いかもしれません。 東京都日野市にある明星大学の「リンカーンセンター」には、エイブラハム・リンカーンを伝説とたらしめる、わずか48部しか刷られなかった「奴隷解放宣言書」(サイン入りの本物)を始めとして、リンカーンの貴重な資料が保管されています。 そしてそこには何やらヴァンパイアハンター説が真実味を帯びてくる証拠品の数々が......あるのかどうかは以下より。
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今回は明星大学のご好意により、学内にある「リンカーンセンター」にお邪魔させていただきました。
リンカーンセンターに入ると、まず最初にぶち当たるのがこの分厚い扉。怪力無双、変幻自在、神出鬼没の吸血鬼にも入られないような頑丈な作りとなっています。
中は、いかにも何かが隠されていそうな書庫。
「奴隷解放宣言書」はこの引き出しの中。なお、貴重な所蔵物を守るため、内部の照明は紫外線カットのものが使用されています。あれ...? 紫外線といえば日の光...吸血鬼の弱点。これはまさか... さらに、貴重な所蔵物が痛まないよう、中に入る前には手洗い、そしてマスクの着用が義務づけられています。マスクならニンニクの臭いを防げるような... これはもしかすると、ヴァンパイアの侵入から守られているのではなく、ヴァンパイアにも適した環境になっている、ということではないでしょうか?
リンカーンセンターの謎は深まりますが、さておきこちらが『奴隷解放宣言書』。
しっかり「エイブラハム・リンカーン」とサインが入っています。 2010年には、ジョン・F・ケネディ元米大統領の弟であるロバート・F・ケネディ氏が自身の所持していた『奴隷解放宣言書』を競売にかけたことで話題になりました。上の写真の文書もそれと同様、48部しか刷られなかったものの一つです。 暗殺された状況なども含め、リンカーンと驚くほど共通点の多いジョン・F・ケネディ元大統領。もしかしたら、ロバート・F・ケネディ氏はリンカーンとケネディをつなぐ重大な秘密をこの宣言書から読み取って手放したのかもしれません。となると、ケネディもヴァンパイアハンターだった可能性が...
こちらは親友ジョシュア・フライ・スピードがリンカーンにあてた文章で、おそらく若い兵隊に会ってやってほしいといった内容(あくまで筆者の解読です)。有能なヴァンパイアハンターの紹介でしょうか? これらの資料が吸血鬼に適した環境に置いてあるということは、これはリンカーンが種族に対して行った仕打ちを忘れるな、というその後の時代を生きる吸血鬼たちのメッセージなのかもしれません。もしくは、リンカーンが実はヴァンパイアとの共存も望んでおり、その意思を継いだ者が人間、吸血鬼の双方が読める環境に置いたとも考えられます(あくまで筆者の意見です)。 信じるか信じないかはあなた次d(ry 『リンカーン / 秘密の書』を見ていたとしても まだ見ていない人には意味不明な説を展開しましたが、見れば納得がいくはず。「リンカーンはヴァンパイアハンター」説を頭ごなしに否定する前に、まずは『リンカーン / 秘密の書』の鑑賞をおすすめします。
©2012 Meisei University
『リンカーン / 秘密の書』は11月1日(木)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開[3D/2D同時公開 ]。 ※ 今回の記事でご紹介した貴重な資料の数々は、すべて「明星大学所蔵」のものです。なお、記事内のそれら一つ一つの解釈はすべて筆者が考えたのものであり、実際の史実や明星大学とは一切関係ありません。
[明星大学]
[映画『リンカーン / 秘密の書』オフィシャルサイト] (スタナー松井)
RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2012/10/lincoln_vampire_hunter_center.html