さぁ、いくつわかるかな? 本の書き出しには、その作家の最も強いエネルギーが込められているといいます。有名な本ともなると、書き出しの一節を読み上げるだけでタイトルがわかるものもありますね。そこから朗々と物語がはじまるのです。 この「本の書き出し」は、洋書和書新旧問わず数多くの書き出しが収録されている非常に興味深いサイトです。さて、あなたはいくつわかりますか?
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初めて読んで興味をそそる文章や、「コレ知ってる!」という文章など色々とありますね。新書には明るくないのですが、私がわかったのは ---------------------------------------
胎児よ 胎児よ 何故踊る~(夢野久作/ドグラマグラ)
えたいの知れない不吉な塊が~(梶井基次郎/檸檬)
おい地獄さ行ぐんだで!(小林多喜二/蟹工船)
サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことは~(谷川流/涼宮ハルヒの憂鬱)
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などなど。ちなみに『ドグラマグラ』がサイト中に二つあるのは巻頭歌を入れているからです。本文の書き出しはここに挙げていないもう一つの方ですね。 ページ右上のnewからは書き出しを投稿することもできます。本のタイトルを入力するとAmazonで検索してくれるシステムのようですね。私も投稿しようと思い、色々と悩んだあげくコレにしました。
ちなみに、aboutに書かれているサイト製作者の言葉もなかなかグっとくるのでぜひ読んでみてください。出だしよければ全てよし。素敵な響き!
[本の書き出し] (ヤマダユウス型)