宝の持ち腐れにはさせません...!
徐々に話題になってきている3Dプリンターですがこんな風に可愛いフィギュアを作れたり、しかも5万円ほどで買えてしまうものも登場しており、何でも作れてしまうという魅力ゆえについ衝動買いしてしまって「そういえば自分は3DCGの技術なんて持って無かったよ......orz」というような経験をする人がいるかもしれません。
でも大丈夫。そんなビギナーさん向けに海外では手軽に3DCGを作ることができるサービスがいくつかあって、ここでは「3ders.org」というサイトに掲載されているサービスをご紹介します。ホントに簡単に3DCGファイルを作ることができるため、プリンタを持っていない方も触ってみる価値有りです。では以下よりどうぞ。
まず文字通りクッキーの型の3DCGファイルを作ることが出来るサービス。何もない状態から簡単に1から作ることも可能ですが、画像ファイルをアップロードし表示させてトレースして作ることも可能です。
「Magic Trace」という自動的にトレースさせる機能もあり、こんな風にKotakuのロゴの「K」の字も簡単に作れます。作った3Dファイルは.stlファイルにして無料でダウンロードできます。
こちらは3Dプリンタを製造販売しているCubifyが提供しているサービスで、いくつか種類が用意されています。
Love Notes, Rings, Bracelets, Earrings, Tags は作りたいものを作るというよりは、3ステップで用意された基本的な形を選び、自分の気に入ったマークや文字を付け加えて創造物を作るサービスになっています。簡単にアクセサリーが作りたい人にはいいかもしれません。こちらも無料でstlファイルを無料でダウンロードできますが、無料の会員登録が必要です。
また、幾つか用意されたパーツを貼り付けて王冠やインベーダーなどを作るCubify Royalizer, Alien Invaders, Defendersなどもあります。こちらもオリジナルの作品をつくるというよりは自分の好きな組み合わせで3DCGのファイルをつくるという感じです。
こちらの「Cubify Pics」では額縁のデザインを選び、写真をアップして3DCGを作るというものです。
プロフェッショナル向けのCADソフトを提供しているCADの王手Autodeskからもいくつかソフトウェアが提供されています。
上のスクリーンショットは「Autodesk 123D Design」と呼ばれるモデリングソフトウェア。Webだけではなく、iPadやMac/PCでも動かすことが可能です。他にはぐるんと何枚か写真を撮るとその被写体が3Dになる「Autodesk 123D Catch」、iPadで感覚的に彫刻ができる「Autodesk 123D Sculpt」など様々なアプリが公開されています。
最後に一番CADらしいソフトをご紹介。こちらのTinkerCadはシンプルなインターフェースで、かつWeb上で動く高機能なアプリケーション。適当な3Dシェイプを選択し、自由配置することで複雑な3Dモデルを作ることが可能です。ただし無料ユーザーだと出来ることが限られるので、あまり高度なことは出来ないかもしれません...。
もちろん3ders.orgが紹介しているアプリの他にすでにフリーのCADソフトや3DCGソフトはソフトは多くありますが、「本当に未経験者だけど話題になっていることだしちょっと3DCGに触れてみたいなー」なんて思っている人は今回ご紹介するソフトで感覚を掴んでみるのもよいかもしれませんよっ。
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12 free apps to easily make unique 3D printable creations[3ders.org]
[Cookie Caster]
[Autodesk 123D Design]
(佐藤カズユキ)
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