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対ドラゴン用に振り下ろしても構いませんが、たぶん泣きをみますw
小道具の造形師、ハリソン・クリックスさん。以前にも『スカイリム』ノード・ヘルメットや、コスプレ専門小道具作家として、その作品の数々をご紹介しましたが...みなさん憶えておられますでしょうか?
この『スカイリム』スティール・アックス...スゴい完成度ですよね。今回もまた、小道具職人のカレが独りっきりでイチから再現したそうです。
以下で別の写真や、このアックスの素材などにも触れてみましょう。どうぞ。
重厚そうな鋼鉄のアックスは、焼きも入れてホントにドラゴンを討伐できそうですよねぇ...とかいって、コレ実はプラスチック製! 皆さん信じられますか!?
クリックスさんのサイトで制作の手順をご覧になればわかるのですが、原寸大の模型をもとに型を造り、松ヤニとアルミニウム・パウダーを混ぜたプラスチックを流し込んで固めたのが、このスティール・アックスなんです。
コールド・キャスティングという手法で、炉で焼かずに出来たこのニセ金属パーツは、ピカール的な研磨剤で磨くとこのように輝くというからオドロキ。
さてクリックスさんは、この『スカイリム』スティール・アックスを全部で3つ造ったそうです。ひとつは発注したクライアント用に、ひとつは販売用に、そして最後のひとつは子供のためのチャリティーに。
おひとつおいくら万円なのかも気になるところですが、せっかく型までこしらえといて、3つしか製造しないなんて、モッタイナイですねぇ。それに、作家本人の分すら造ってないんですよ?
Steel Axe, Skyrim [Volpin Props via Kotaku]
(岡本玄介)
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